生きる…

火曜日、週一回のお楽しみテニスで、ときどきお会いしていた人が、亡くなられた。
享年45歳。長女と同級生の娘さんのお父さん。
去年の秋の試合で、試合が終わっても、空いたコートで、この日が終わるのを名残惜しそうに、ボールを追いかけておられた姿が目に焼きついている。もう、この世におられないことが、まだ信じられない。
このテニスグループに仲間入りをしてから、まだ日が浅い私。もっと、いろいろお話したかったな。
お通夜で、趣味で撮られていた写真が、飾られていた。撮影者本人がいない写真は、もの静かに、私たちに、何かを伝えようとしていた。

生きたくても、生きられなかった人生、運命…。

私ができることって、なんだろう。
生きられなかった人の分まで、なんて、かっこよくは言えないけど。
せいいっぱい生きてやる！それが、この世にいるものができる亡き人への唯一の供養だと思う。