怪しかったかな?

先日、御所へアトリエの子どもたちの制作に使う木の枝を拾いに行った。
桜の木の枝が、なかなかいい感じなので、さがして歩き回り、見つけては自転車のかごにほうりこんだ。かごもいっぱいになったので、そろそろ帰ろうかな、と思っていたが、「おっ、いい枝が落ちてるやん」とまた見つけてしまい、夢中で拾いはじめていた。
すると、「あのー、何してるんですか?」と声をかけられた。振り向くと、長い警棒を持ったおまわりさん。「はぁ?」と、驚いていると、「その木の枝、何するんですか?」と、けげんそうな顔で、また、聞いてきた。「拾っては、だめなんですか?」と聞き返すと、「木の実や落ち葉を拾う人は、いはりますが、木の枝っていうのは、珍しくて」と、近づいてきた。完全に、怪しまれていた。「子どもたちの制作に使うんですけど」と言うと、突然態度が変わり、「あぁ、そうでしたか」と、笑顔で去っていった。
確かに、自転車のかごに、長い枝が何本も刺さった状態を見ると、異様である。これが、職務質問っていうやつなのかな。なんか、怪しまれたのが、おかしくてしかたがなかった。
後日、新聞で、小泉首相が御所に来ていたことを知った。なるほど、厳重警戒を実施していたのね。今度は、ブッシュ大統領が来るそうだ。また、木の枝でも拾いに行こうかな。これって、愉快犯??

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