作る!

子どもたちは、とにかく作ることが大好き。
何を作ろうかと悩むこともなく、
次から次へと作りたいモノが、湧き出てくる子が多いのです。

中でも、電車を作り続けてかれこれ6年の男の子がいます。
小さな電車から、一両が両手でかかえてやっとの大きさの電車まで、
様々な電車を作り、絵も描いてきました。
細部のこだわりどころに、いつもうなるぐらい感心してしまいます。

今回も、広電の絵を描いている途中から、
作りたいものが、湧き出て、絵を描き終わるやいなや、
すぐにとりかかりました。

まずは、設計図を書きました。
そして、形の作りやすいパルサ材を使って、
電車の形を作り始めました。
今回のテーマは、紫色の車体になった『嵐電』。
一両は、手のひらサイズ。
彫刻刀で彫ったり、車輪を切ったりと、
いつものごとく、手を休める事なく、作り続けていました。

昨日、やっと、その一両ができました。

「これ、今日、持って帰ろう!」
大事そうに持つ彼の顔は、本当にいい表情。
彼の、一つ一つ作り上げていく達成感、満足感。

子どもたち、みんなに味わってもらいたいです。

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