in フランクフルト

8月10日(水)
早々に、ユースホステルをチェックアウトし、
いざ、フランクフルトへ。

ブリュッセルの駅で、ゆっくり待っていると、
いかにも、高校生風の男の子が話しかけてきました。
「日本人ですか?」
と言うので、「はい」と言うと、
「日本、大好き!」と、ハイテンション。
帽子につけた缶バッジの『BAKA』という字を見せてくれて、ニコニコ。
「ウタダヒカル、ハツネミク、キタデナナ、ワンピース…」
と、好きな人や知ってるものを、一生懸命伝えてくれました。
でも、私が、知っているのは、宇多田ヒカルとワンピースぐらい。
どうやら、日本のアニメファンのようでした。
ハツネミクやキタデナナの歌を、わざわざ聞かせてくれました。
四女なら、知ってるし、話も合うだろうな。
遠くは慣れたこの国で、日本アニメのすごさを、改めて知ったのでした。

やっと、電車が来たので乗り込み、フランクフルトへ。

フランクフルトは、ブリュッセルに漂っていた重い空気とは一転して、
明るく晴れやかになる土地でした。
また、天気も良好。
ユースホステルも、いい感じ。
同室の女の子は、韓国人、日本人。
それぞれ、わが娘たちと同じ年。
やはり、会う人会う人、英語ができる。
当たり前か。
あ~、コミュニケーションとれるようにならないと、やはり、いけませんね。
ドイツの人も、英語ができる人ばかり。
母国語以外にも、できる人がこんなに多いと、
自分の無能さをひしひしと感じずにはいられません。

とまぁ、悲観ばかりしていても仕方ないので、
フランクフルトの町に、レッツ、Go!
古いものも、残っていれば、新しいものもある町です。
京都みたい。
ぶらぶら散歩しながら、
時折聞こえてくる、アコーディオンの音色を聞き、
これぞ、ドイツ、と風の匂いをかいでいました。

「ここは、ハイジがクララの家に行くために通った道だわ」
と、勝手に馬車が走る絵を想像しながら、
写真をとりました。

そして、クララ~ではなくて、名前が少し似たフランクフルト在住の日本のジャーナリストの方にお会いしました。
とても、気さくな方で、
政界の話や、今の日本、そして、経済がゆらぐ各国のことなどを、
勢いよく話してくださいました。
聞きながら、竹を割ったような、パパーンとした性格と行動が気持ちよく、
とても、かっこいい女性でした。
そして、人間もホンモノが大事だという話は、
本当に共感しました。

私も、何かのホンモノになれるよう、がんばらないと、と思わずにはいられませんでした。

とってもいい話が聞けたので、
心がホクホク。

フランクフルトは、なんだかパワーがもらえる町です。

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