ぶらり散歩

水曜日、ぶらりと久しぶりの散歩をしました。
自転車で、寺町三条にある文房具屋に行き、帰りに御所をぶらぶら。

木があり、空があり、山があり…
京都のほっこりした風が、心地いい。

セシウム問題で、ぴりぴりした風が吹いている日本で、
みんなが、空を見上げて、笑顔になれる日が一日も早く訪れるのを、
願うばかりです。

あの日から、私にできることは、何かと問い続けてきました。
ただただ、新聞の記事を読んでは、涙することしかできませんでした。

ヨーロッパに行き、自分の表現について、考えました。
答えの先にあったのは、やはり、子ども、でした。
私がおもしろがって見るものは、子どもとつながったものばかり。
おもちゃ、動物、絵本、絵画…。

自然に、子どもの目線で見ることができる、特技。
というか、大人の体をもった、子どもなのでしょう。

なので、
一人でも多くの子どもたちを笑顔にすること、それしか、私にはできません。
私に与えられた能力が、そこにあるのなら、
それを生かしていくことを、考えるべきでしょう。

と、散歩をしながら、空を見上げて、ちょっと難しい顔で、
ふわりと思っていました。

時には、散歩もいいもんです。

大徳寺のどんぐりが、たわわに実っておりました。