コドボン

アトリエでは、日々、子どもたちの活動が、それぞれ違っていて、そのそれぞれがパワフルで面白い。
また、それぞれ自分で好きなように取り組んでいるので、ここでは、自分を出してもいい、という雰囲気があるようで、ホッとした時に出る会話も、思わず吹き出してしまいます。学校や家でのオフレコの話が、飛び出す、飛び出す。
それを、そばで見ている私は、毎日、一緒に楽しませてもらっています。

そんな楽しさを、私だけで独り占めっていうのも、もったいないなぁ、と思っていました。
また、時間が経つとすぐに忘れてしまうので、記録していきたい、とも思ってはいたのですが、他の仕事もあったり、子どもたちのパワーに圧倒されたりで、アトリエの時間が終わって、片付けている間に全身脱力していました。

でも、これじゃ、なんの記録も残らない。
しかも、子どもたちは、どんどん成長していきます。
「よし! 日刊新聞を出そう!」と、ある日突然思い立ったのです。
新聞名は、『コドボン』。こどもとこども工房を、もじってつけました。
手書きが好きなので、全部手書きで。
字は下手なのですが、それもご愛嬌ってことで。

書き始めると、これまた、書ける書ける。
こんなこと言ってたな、とか、こんなことやってたよな、とか思い出すのも、楽しい。
最近の子どもたちって、という姿が、チラホラ。

「新しい『コドボン』、ちょうだい」とか、
「もっと早く始めてくれたらよかったのに」と、楽しみにしてくれている子どもたちや、
「楽しみに読ませてもらっています」とか、
「どんなことをしているのか、よくわかって、うれしいです」というお母さんの声が、
涙が出そうなくらい、うれしくてたまりません。

とにかく、続けていけるよう、がんばります。

A5サイズの小さな紙一枚の新聞ですが、
ちーねぇの紙版アトリエ日記です。
このブログにもリンクしていこうと、思います。

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