二人旅 その12

8月4日(日)

国立美術館は、第一日曜日が、無料になるので、今日がその日。
ということで、まだ行っていないオルセー美術館へ。

前回来た後に、大改装をしたということで、雰囲気が結構変わっていました。
1848年から1914年にかけてのヨーロッパ美術作品が、約2万点所蔵しているそうです。ルーブルの所蔵約30万点とは、比べ物にはならないけれど、「あー、教科書で見たことある!」という近代美術作品がぎゅっと展示されているのです。

無料公開日ということで、美術館前には、長蛇の列。でも、ルーブルで並んだ時より、うんと少ない。1時間ほど並ぶと入れました。

$Merci!

連日の足の痛みに、階段で顔をゆがませながらも、ゆっくりムスメと観ていきました。ムスメも同じように「足が痛いな~」と言いつつ、私の歩みに合わせてくれていました。

$Merci!

色のシャワーを浴びたように、心もカラダも満たされ、屋外テラスでほっこり。ここで、昨日行ったサクレ・クール寺院が向こうの方に見えるすてきな景色を見ながら、お弁当。陰になっていて、風が心地よかったです。
そこで、しばらく休憩。

その後、ゴッホやゴーギャンの絵を観て、大満足。

$Merci!

ムスメは、相変わらず、ちょっと恐さを感じる絵が好きで、そういう絵があると、じっと見入っていました。

そのあと、近くにあるオランジュリー美術館へ。

$Merci!

$Merci!

ここも、長蛇の列とまでいかないけれど、列ができていましたが、20分ほどで、入れました。
ここの目玉作品は、モネの『睡蓮』。この作品を収めるためにできた美術館なのです。他には、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、マティス、モディリアーニなどの名作もあります。
『睡蓮』の前で、座ってじっくり観ていたかったけれど、人が多くて、ゆっくりできる雰囲気ではなかったのが、残念。また、オルセー同様、写真禁止のマークが。前回は、どちらもこんなマークなかったのに、これまた残念。でも、撮っている人がいても、スタッフは注意しなかったので、ついついちょっと撮っちゃいましたが。
ここへ来ると、「あ~、絵が描きたい!」と強く思うのです。ほんとに、強く。何かに、突き動かされるというか。
一方、ムスメは、彼女が興味を示すような絵はなかったので、ふ~んという感じで観てまわっていました。ルーブル好きには、物足りないかもね。

満たされた心もカラダも軽いのですが、足は気持ちとは反対に限界に近づいていたため、今日は、これにて退散。

アパートに帰って、ムスメが、スープパスタを作ってくれました。
久々に、あったかいご飯が、とってもうれしかたぁ。

$Merci!

明日も歩くため、早めに寝ることにします。

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