二人旅 その14

8月6日(火)

いよいよ、パリ生活も最終日を迎えました。

朝から、大掃除です。
来たときよりもきれいに!という、教育を受けてきましたので、
トイレも磨き、床も磨きと、あっちこっちゴシゴシ。
ムスメは、その間、せっせと朝食作り。

ちょうど、お昼頃に終わったので、私が行きたかったおもちゃ屋やクリエイティブショップがある、ベルシー・ビレッジへ。

$Merci!

着くと、前とは雰囲気が変わったような。
でも、ちゃんと目当ての店は、開いていました。よかった~
アトリエの材料をと、いろいろ見ていると、欲しい物がいっぱい。でも、持って帰れない。そう、重すぎて。結局、小さい物を少しだけ買いました。すると、おもちゃ屋の女店員に、おつりで小銭をいっぱい渡されるという嫌がらせをされました。なんか、子ども向けの店で、こういうことされるって、何とも言えないいや~な気持ちになります。でも、パリで、こういう嫌がらせ店員は珍しいです。ほとんどの人が、良心的で、がんばって日本語で対応もしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたりします。まぁ、虫のいどころが、悪かったのでしょう。

気を取り直して、二人で、おしゃれな店やキッチン用品店を見てまわりました。
アイデアもデザインも、「これは、日本にはないな~」と、いうものがいっぱいあって、見ているだけで十分楽しめます。
存分に楽しんだあと、メトロは使わず、ゆっくり歩いて帰ることにしました。
日本では、歩くのを拒むことが多いムスメですが、歩く提案にも、すんなり賛同してくれるようになりました。一人行動をした日、道にかなり迷い、思いっきり歩いたようで、それから慣れたとか。がんばってたのね。

帰り道にあった橋が、上ったり下ったりのくにゃくにゃ橋。

$Merci!

なんか、人生のように見えて、笑えてきて、一人ニヤニヤ。太陽の光をいっぱい浴びながら、写真をいっぱい撮って、楽しんでいました。
相変わらず、ムスメは、私のことは、気にもせず、日傘をさして、涼しい顔で歩いていましたが。

$Merci!

あっという間の2週間。
いつもは、一人旅のところ、今回は、二人旅。
がんがん一人で朝から夜まで、歩き通しの日々ではなく、なんともゆったり落ち着いた日々でした。三食をしっかり作って食べ、掃除も洗濯もしながら、普通の生活を送りました。まさに、暮らすように旅した、って感じです。こんな旅もありだな~。

ムスメは、大満喫、といったところでしょうか。
子どもみたいな母ちゃんに、眉をひそめる場面は、多々ありましたが。
いい表情をしています。

この体験を、これからの彼女のすすむ道にいかしていってくれたらいいな。

そう、母ちゃんは思いつつ、帰国の準備をしています。

さぁ、明日は、飛行機に乗ります。
行きと同じ乗り継ぎ便です。いったん、ドーハ空港で、乗り継ぎ。約7時間のトランジット。
その後、日本へ~~~~

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