でこぼこ二人旅

ただいまです!

無事、旅から戻りました。

今回は、ひとり旅でも、ムスメと二人旅でもありませんでした。
今まで、ありえなかった、オットとの二人旅です。

学生結婚して、新婚旅行というものにも行かず、すぐに子育てが始まり、年子ができ、あれよあれよと、4人の子どもに囲まれ、仕事もあれこれしながら、26年。
一番下の高3のムスメが、早々に進路も決まったところで、タイミングもよく、初めて二人で旅に出ることにしたのです。
今まで、二人の育った環境も価値観も性格も全く違うため、様々なすれ違いがあったり、時々微妙な関係になることもあったりで、24時間一緒という旅が、どういう旅になるのか、全く想像がつかない二人でしたが…

行き先は、オットが仕事で行ったことがあり、また行きたいと思った中欧。
私は、行ったことがない国ばかりだったので、ワクワク。
格安航空券とホテルや列車のチケットは、全部旅行会社がとってくれるフリープランの旅行。私は、自分で全部とることに慣れているので、旅行会社がやってくれることに、なんだか変な抵抗があって、むずがゆい。しかも、好きなユースホステルでない。バックパッカーのちょっと貧乏な旅が好きな自分と、仕事で行くちょっと高級な旅しか知らないオット。今回のこの旅は、二人の好みをちょうど合わせて割ったプランになっていた。と、後から思いました。

では、旅のまとめを、ざざざざざ~っと。

「二人、仲良くね!」と、ムスメたちに何度も念押しされつつ、早朝の5時半に家を出ました。

まず、フィンランド航空で、ヘルシンキまで。
関空までは、MKタクシーのシャトルバスを頼んでおいたら、当日迎えにきたのは、普通のタクシー。シャトルバスの運転手の都合で、普通のタクシーで手分けして運んでくれることになったとか。シャトルバス代で関空までタクシーで行けるなんて、なんだか得してしまった。休憩なしで、突っ走って、1時間半で着いたのです。速い!

チェックインからセキュリティ→出国までの流れで、オットも何度となく出国しているのに、何一つ覚えておらず、全てが新鮮だったよう。団体ツアーだと、流れについていくだけで、あまり記憶にないようです。確かに、学校から行く遠足なども、どうやって行くとか、あまり覚えてにないですから、当然かな。

飛行機に乗り込み、いざ、出発! 
私は、小学一年生から、博多にいるおばあちゃんに会いに、一人で飛行機に乗って行っていたので、飛行機は今でも大好きなのです。国際線では、出される機内食に、テンションあがる~

CAさんに飲み物は何がいいか聞かれると、オットがうれしそうに、「ビールと赤ワイン!」と二つも慣れた注文するので、私も調子に乗ってマネをしちゃいました。機内食のたびに、飲んで気持ちよくなるという、オヤジのオットとオヤジ化した私。食べて飲んで寝て、映画観て、11時間15分で、ヘルシンキ到着。

ヘルシンキの空港は、とてもわかりやすい空港で、乗り換えは、まっすぐまっすぐ歩くと目指すゲートに着くのです。私の初めてのひとり旅のときも、ヘルシンキ乗り換えでした。なので、覚えていたはず~なのですが、降りた場所が、以前とは違っていたようで、なんと乗り換えのゲートにたどり着かず、一旦外に出てしまったのです。「出ちゃったよ~」と、焦る私に、インフォメーション見つけて、英語で落ち着いて聞くオット。英語ができない私は、こういうハプニングに弱い。頼りになるオットをしてくれて、無事、乗り換えのゲートに着きました。ありがたや~
ヘルシンキまでは、まわりはほとんど日本人だったのですが、乗り換えでは、日本人はほぼいませんでした。今は、北欧デザインが流行っているのか、ヘルシンキで買い物を楽しむ人が多いとか。納得です。

さて、乗り換えの飛行機は、ちと小さめでしたが、快適。機内食もまたまた出て、大満足。まだ、現地に着いていないのに、ほどよく酔っぱらって、旅気分満載。1時間半で、ブダペストに到着。あっと言う間に着きました。
現地時間18時20分。日本との時差は、7時間です。

早速、空港で荷物を受け取り、出口を出てすぐ右手にあった『BKKカスタマーサービス』で、ブダペスト市内のどの交通機関も乗り放題の24時間乗車券を購入。これで、ここからバスと地下鉄を乗り継いでホテルまで移動するのです。途中、オットがトイレに入ると、入り口が自動改札口のようになっていて、50セントを入れると入り口のバーが開くという有料トイレ。前回の旅で残ったコインが、こういう時に、役に立つのです。持って来ておいて、よかった~

その後、ホテルで渡すチップ用に、こちらの通貨フォリントの小銭がなかったので、キオスクみたいなところで、チョコを買って、小銭を作っておきました。

バスでオットの横に座っていた若者がとても親切で、地下鉄に乗り換えて私たちが降りる駅が、ちょうど自分が降りる駅の2つ先だということで、地下鉄まで一緒について来てくれました。おかげで、ホテルがあるNyugati Pu駅まで、スムーズに移動。そこまではよかったのですが、駅を出ると、全く方向がわからず、右往左往。パリのように通り名が建物に貼ってないので、全くどこの通りかわからないんです。ポリスがいたので、聞いてみると、なんとも無愛想。なんで、聞くのかという感じで、めんどくさそうに、指を指す。仕方なく、そっちの方向に歩き出すが、やはり、わかりにくい場所だった。すると、オットがこっちかな~と行った方向に、ホテルが。 ひとまず無事、到着しました。

フロントとのやり取りは、オットがしてくれたので、助かる助かる。私がすると、少しの単語とボディランゲージを駆使して会話をするので、おもしろいぐらい時間がかかるのです。荷物は、自分で部屋まで運んだので、チップは必要ありませんでした。

とりあえず、荷物を置いて、さっき降りた地下鉄の駅まで、水を買いに行き水分確保。ホテルの冷蔵庫に入れた後、即、ドナウ川の夜景を見に、地下鉄で移動しました。地下鉄などの交通機関を使うのは、私の方が慣れているので、スイスイ。どの国も、ほぼ変わらないのが、いいね。地下鉄を降り、地上に出ると、たくさんの観光客が歩いていました。

目指すは、ライトアップされた『くさり橋』。
ドナウ川をはさんで、西がブダ地区、東がペスト地区になっていて、それをつないでいる石造の橋が「くさり橋」というのです。10年の歳月を経て完成した、ドナウ川に架かる橋で最も美しいと言われているそう。この夜景を見るためだけに、ハンガリーを
訪れる旅行者もいるほど。確かに、ライトアップされた橋も、向こう岸に見えるブダ地区の王宮側が、川面にも映り、幻想的で本当に美しい。二人で、夜景を写真にうまく撮りたくて、数打ちゃ、どれかうまく撮れているだろうというカメラ初心者方式で、何度も撮りまくっていました。一通り撮影をし終え、夜も11時を回ったので、この日は帰ることに。

一人旅の時は、こんな夜に出歩くことができなかったので、念願の、「夜の街をいっぱい写真に撮りたい!」という夢が、一つ叶いました!

晩ご飯は、機内食で結構満腹だったので、スーパーでビールとワインとお菓子を買って、どこに行ってもある『SUBWEY』でサンドイッチを買って、ホテルに戻り、この日最後の乾杯~! 
こうやって、乾杯できるのも、相手がいるからこそ。二人旅もいいもんだと、まずは一日目、楽しく終了しました。

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