向き合う

絵を描くのが、好きだった。
広告の裏の白い紙は、全て私の絵で埋め尽くされたのは、もちろん、
中学生の頃には、試験勉強のふりをして、ずっと絵を描いていた。
高校生で、油絵に出会い、芸術系大学や大好きな児童文学の専門学校への道があることを知った。
「芸術では食べてはいけない」
親の言葉に、自分の気持ちを封印。
大学で、自分も絵を描きながら、子どもたちの表現活動を研究。
その時に、自分の表現よりも、子どもたちの表現ということに興味をもつ。

今、やはり時間があると、描きたくなるのだが、
描かない。
なぜ…
ゆっくりと自分と向き合う必要があるよう。

工房で大人の人が、描く絵が、実にいいのである。
何ものにもとらわれない、純粋な心の目で、感じたままを描く。
それを見ながら、
ずっと閉じ込めていた心が、動く。

コメント

  1. より:

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    貴女の、『動いた先』を、楽しみにお待ちしております。
    そう、ずっと、随分前から、貴女の作品の『1ファン』だったんですからね^^

  2. 秩加 より:

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    >Kさん
    ずっと、楽しみにしていてくれたもんね。
    今、形にするために、動いています!

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