心地いい絵

いつも、何しようかな、と悩む中学1年生の女の子。
ところが、この夏、異変が。
美術の宿題で描いた絵が、とってもいやだったようで、
「私が描きたい絵は、これじゃない」と思いながら、
宿題と格闘していました。
そんな中で、自分の描きたい絵が、はっきりし、
これから描いていく絵のリストを作ってきて、見せてくれたのです。
これが、彼女にとって、心地いい絵なんだな~
やったね。見つかったね!

昨日は、小学2年生の女の子が、
「描くのが紙の分厚いやつで、立てて描くやつあるやろ。
あれに、私も描きたい!」と、言ったので、
夏休みの分のキャンバスが残っていたので、
用意してあげると、
「なまけもの、描く! かわいいんやもん」
と、写真を選ぶ。
「なんか、ざらざらして、描きにくい!」と、初キャンバスに、ちょっと困惑気味。
でも、いつもと違うのが、いい。
夢中で、描き始めた。
「できた!」と、うれしそうに見せてくれた、なまけもの。
かわいすぎる…

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心地いい絵を描くと、
楽しくなるし、うれしくなるし、笑顔になる。
ということは、大きく言うと、生きるパワーを増殖させる。
心で見てくれる人には、ちゃ~んと伝わるし。
いいこと、いっぱい。
絵に限らず、工房で、それぞれ好きに作品を作っているというのも、
心地いい作品づくり、ということで、
同じ効果がある。

「自分にとって心地いい絵と心地いい文を見つけるのはむずかしい」
と絵本作家の荒井良二さんが、
『ぼくの絵本じゃあにぃ』で、書いておられた。
確かに、そう。
むずかしいからこそ、見つけるために、動く。
子どもたちの手も、止まらない。

私も、見つけたい~

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