ずっと、飾っていたい作品を!

それぞれ、運動会が終わり、ホッとしている子どもたちは、
「なに、つくろうかな~」と、ちょっぴりのんびりムード。
同時並行で、残し続けた作品群は、どんどん仕上がってきました。
設計図を見ながらも、じっくり読んで理解してから始めたり、
自分のアイデアを、やりやすいようにアレンジしながら取り組んでいます。

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幼稚園のアートきょうしつは、いつも変わらず、パワフルパワー全開です。
「あおとしろをまぜたら、なにいろになるの?」「きいろとオレンジは?」と、
絵の具の色作りが、大好きで、たくさんの色を作ってから、作品に色をぬっていきます。
テレビの影響もあって、粘土も大、大、大人気。
毎回、一つの作業が終わると、必ず、粘土を持ってきて、
作りたいものを作っています。
作れば作るほど、細かい部品が作れているので、毎回、びっくりです。

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先日、「大学受験も終わったので、また、工房に来ていいですか?」と、
うれしい訪問がありました。
ちょうど、工房の入り口に飾っている、木で作ったカフェの写真の制作者です。
小学校の頃に、姉妹でコツコツと、2年間かけて、ずっと作り続けたカフェは、
今も、家にケースに入れて飾られ、電飾も施されて、すばらしいアート作品になっています。
この作品が作られたのは、ちょうど、10年前ぐらいかな。
その頃は、どの子も、毎回一つの作品を、じっくり時間をかけて、ていねいに作っていました。
1年かけて作ったという子も、多かったです。

今は、早く持って帰りたいという気持ちが強く、
簡単に、さっさとできて、
乾かさずに済むように、絵の具もボンドも使いたくない子も、
中には、います。
時間をかけて作るというのは、しんどいけれど、
すてきな作品ができることも、ぜひぜひ体験してほしいな、と思います。
「家に持って帰ったら、すぐに捨てるし」なんて、悲しい言葉は、
やはり聞きたくないですね。

ずっと、飾っていたい作品づくりをしよう!
カフェの作品の写真を見ては、
最近、ワタシがよく口にする言葉です。

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