腕がね

私には、腕という名の、前足がある。
いや、逆か。
前足という名の、腕。どっちでもいいか。

昨夜、あまりのたくましさを、iphoneの画面で、自覚し、
今朝から、この前足を隠せるTシャツがないものかと、
チラシを見ていると、
「メンズを着ればいい」と、ムスメ。
あ〜、そうか〜
無理に女性サイズを着るから、ピッチピチのパッツパツ。
いまさら、気づく。

高校時代に、背筋力の測定で、測定器の針が120キロをこえた辺りで、測定を見ていた同級生が、ザワザワしたため、そこでやめたことがあった。
自覚は全くなかったが、
私はどうやら力持ちだったらしい。
高校時代に、初めてわかった事実。

私は、小さい頃から力仕事が大好きだった。
幼児の頃から、祖父に教えてもらって、鍬で畑に畝を作ったり、耕したり、
小学生の頃には、自分の部屋の模様替えが大好きで、
大きなタンスも、二段ベッドも、一人でうごかしていた。
何回もした引っ越しは、楽しくて仕方がなかった。
やたらと重いものがあると、燃えた。

今や、筋力も衰えてきたけれど、
腕の太さは、変わらずである。
瓶のふたを開けるのは、
オットではなく、今でも私の仕事、なんだなぁ。

Tシャツ、買いにいーこうっと。