ここ最近、発作のように汗が噴き出す。
これが、あの、例の、更年期障害っつう、症状の一つなのか。
暑がりの私には、来ないと思っていたのは、大きな間違いだった。
この汗、夏になるのが、怖いなぁ。
でも、気にしすぎるのも、らしくないので、
オットと温泉に行ってきた。
寒さで縮こまった体は、温泉を欲する。
ニホンザルが、温泉に入っている映像を見ては、羨ましがっていたが、
近場に温泉があることに気づいたのだ。
車で、一時間半。
途中、道を間違い、そこからのナビが、とんでもない道案内をしてくれたので、
ひと気のない山奥へと、連れて行かれ、
心臓バクバクの、更年期と違う汗を噴き出しつつ、
奥へ奥へ。道は、狭く、引き返すに引き返せず。
あと15分ほどで、着くところが、一時間ぐらいかかって、
なんとか、息も絶え絶え、目的地到着。
怖かった。
あの道はなんなのか。
なして、ナビは、あの道に誘導したのか。
疑問は、後から後から、出てくるが、
温泉が、全てを、消し去ってくれた。
気持ちいい。
その一言に尽きる。
数年前に、冬の立山の温泉で、
雪が降る露天風呂に笠を被って入った時より、
寒さは、マシだったが、
やっぱり、ニホンザルのように、露天風呂に入るのが、
この上なく好きだ。
骨の髄まで、温まる。
夜は、鍋をつつき、
部屋では、酒盛り。
これは、家と同じだが、
まぁ、よい。
目的は、温泉。
ナビよ、
お前を信じてよいものか。
と言いながら、
来た道とは違う道に、
誘導されながら、
安全に帰ることができた。
疑問は、残る…
あの道は、
一体なんだったのだろうか。
ひょっとしたら…
コメント