足りないニャア

子どもたちに絵や工作が、

思いっきりできる場所を作っているが、

「面倒くさい」「疲れるしいやや」「やりたくない」「作品は持って帰っても捨てる」

という言葉を聞くこともある。

何とも切ない。

 

やる気を出させるために、

たくさんの声かけと、

手出しもし、

最後まで仕上げられるようフォローもしているのだが、

その言葉たちは、

今も何度も聞く。

 

日々、山のようにやらなければならないことで

疲れている子どもたちにとって、

これらは当たり前のように発する言葉ではある。

その度に、

それぞれがしたい表現を引っ張り出して、

実現できるようにさせていく。

結果、出来上がったものに

達成感を感じながら、いつしか自信が少しずつつき、

次に繋げて、積み重ね、成長していく。

そんな子どもたちの満足げな表情に、

私自身の達成感も感じつつ、

たくさんの子どもたちに、

自信をつけてもらってきた。

 

一方で、

何かが足りない自分に、

いつも不満を感じているんだな。

 

足りないニャァ

足りないニャア

と鳴く、猫の動画を思い出す。

 

足りない自分。

何だろう。

それが、

次の一歩の鍵になるのだろうか。

ふ〜〜〜〜む。

 

今、絶好調に生活を楽しむオットに刺激を受けつつ、

考えるのである。

 

 

 

巨大な梨をいただいた。

卵と比較写真です。

これは、十分、足りる梨ですな。
 

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