色とりどりの花が、
路地を歩くと、
目を楽しませてくれる季節になった。
ワタシと花の関係は、
すこぶる、悪い。
育てたいな〜と思っても、
すぐに枯らしてしまう。
花束なら、
水に入れるだけだからいいのだが、
ほっとけばいいのに、
たいがいの花は、
ワタシの手にかかると、
土にぶっさされる。
家の前の植木に、ブスブスとさして、
育たないかな〜と実験したくなるのだ。
結婚式で、ムスメたちからもらった花束も、
どんどんさした。
結婚式用の花束は、量も多いので、
あっという間に、植木は、お花畑と化す。
でも、ほとんどは、枯れてしまう。
4年前に結婚した長女の花は、
バラが一本だけ、今も育っている。
2年前に結婚した三女の花も、
すくすくと育っていた。
にしても、すごい生命力である。
赤い実がなるこの花は、
ヒペリカムという花だと、ネットで調べてわかった。
しっかり土に根付き、咲いた花を、
切り花にされ、花束になり、
再び、
がんばって生きろ!と、ワタシに土に強制的にぶっさされた花たちは、
お前ががんばって生きろ!と言っているように、
今年、見事な花を咲かせた。
今日は、三女の誕生日。
毎日、笑顔でがんばっている。
ワタシも、がんばるよ。
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