好きはやめられない

一日中制作をしていると、

急に眠くなる。

どんだけ、脳みそ動かしているのかって思うぐらい、

脳みそが疲れているのである。

 

ここをもう少し、大きくして、とか、

ここ、ちょっと変な音がする、とか、

触った感じが、硬いほうがいいな、とか、

ここを削ろうかな、とか、

自分のいい感じ、へと近づけるために、

それは、もう、脳みそフル回転である。

手も足だけじゃなく、カラダを、細かに動かしつつ、

見て、聞いて、触って、匂って。

制作には、体力、気力がいる。

 

だからこそ、

子どもにとって、

絵を描いたり、工作したり、

っていうのが、

教科で言えば、

様々な教科の総合教科であることは、

自身の体験上、思うところ。

 

図工の時間が、

他の教科のために、

削られるなんて、もってのほかだと、思うのだ。

今さら、だが、

やっぱり、言いたい。

 

 

 

ワタシが中学生の頃、絵を描いていると、

親に、何、遊んでいるの、と言われ、

芸術系大学に行きたい、と言えば、

猛反対。

でも、ワタシはワタシのやり方で、

制作を続けてきた。

やっぱり、好きは、やめられないって、ね。