スイス〜ドイツ〜フランス旅 その1

6月6日から17日まで、オットの仕事について行きつつ、

自分の仕事の世界を広げる旅。

連日、3カ国を行ったり来たり。

 

オットの仕事とは、ドイツのヴィトラデザインミュージアムで行われた京都工芸繊維大学が研究発表の展示が、

オットの職場関係のもので、そこへの参加。

オットは、職場で、参加を募り、2店舗が参加。京都で有名な包丁屋さんとだし巻き屋さんのお二人と私たち夫婦二人の4人旅だった。

 

 

大学に入っている旅行会社に、だし巻き屋さんと包丁屋さんの航空券や移動のための鉄道チケットと宿泊先は取ってもらったが、

後は、この旅、全て、オリジナルプラン。

「お任せします!」のお二人の言葉に、

大学側のと調整やら、お二人の旅行会社との調整やら、滞在先での動きやら、

ずっしりとオットにど〜んといろんなことがのしかかっていた。

出発直前まで、

調整に追われ、ある程度の動きは決めてはいても、

使う電車も、チケットの買い方さえ、詳しくわからない。

観光地ではないため、ネットの情報も、イマイチ。

焦るけれど、

これは、行ってわかること。

腹をくくって、

6日に私たちは、バーゼル空港に向けて飛び立った。

 

セキュリティで、

いつも何かと引っかかるワタシだが、

今回は、乗り換えのスキポール空港で引っかかった。

ワタシのバッグが怪しまれた。

開けろ、と言われて、

これが怪しい、とクマのヨレヨレポーチを引っ張り出された。

ファスナーを開けろ、と言われて、

開けると、大量の茶色いセントコイン。

そう。前回の旅で余ったコインを、このクマにパンパンに入れてきたのだった。

出てきたコインに、思わず検査員が

「オッケーオッケー」と、笑った。

ほっ、である。

 

そして、日本を出発してから約15時間かけて、バーゼル空港に着いた。

この空港、ドイツ、フランス、スイスの3カ国が合流する空港で、

私たちは、スイス側の出口から出て、バスで一旦、バーゼル駅に向かう。

 

このバス、出発している場所はすぐにわかったのだが、

チケットの買い方がわからない。

 

他の人が買うのを見て、

 

正解かどうかわからないまま、

30分ぐらいかけて、ようやく買い、

バスへ。

  

 

 

駅に着くと、今度は、ユーレイルパス という鉄道パスを日本で購入していたので、

駅の窓口で、それの利用開始手続きをしなければならない。

現地でのこの手続きは、難しい、とネットでは書かれていて、

日本でもこの手続きはできるのだが、

有料なので、なんとかなるだろうと、現地ですることにしていた。

窓口らしいところを見つけ、

ユーレイルパス を見せて、「バリデーション プリーズ」と言うと、

若い女性スタッフは、こういうパスの扱いに慣れていないようで、

一生懸命、間違いがないよう対応してくれた。

いい人だった。

こういう人に出会うと、

旅は数倍楽しくなる。

ネット情報は、やはり主観で書かれていることが多いので、

自分で体験するしかないのである。

ワタシには、この手続きは簡単だった、と書いておこう。

担当してくれたスタッフのおかげである。

 

私たちの滞在先は、フランスのミュルーズというところで、

スイスのバーゼルを経由して、

ドイツに通う。

このチケットは、2カ国セレクトパスで、

私たちは、フランスとスイスの2カ国を選んだ。

その間は、指定席が必要な日本で言う新幹線を乗らない限り、

フリーで乗れるのだ。

さて、チケットが使える手続きがすみ、

電車で滞在先に向かう。

どのホームで、どの電車に乗るかという段階で、

2011年のひとり旅で、パリ、ベルギー、ドイツ、イギリスでのあちこち鉄道移動体験が、

蘇ってくる。

構内にある画面に行き先が表示され、必ずホームの番号が表示される!

と、画面を探し、番号を確認するために自然と体が動く。

 

まるで、犬が鼻を効かせて、目標物にたどり着くように。

体験してきたことは、ちゃんといきるんだな〜と、嬉しくなっていた。

 

そうやって、無事滞在先に到着。

包丁屋さんとだし巻き屋さんは、

旅行会社にとってもらったいい感じの駅近ホテルへ。

ワタシたち夫婦は、

いつものように激安民泊先へ。

写真では、フランスでも田舎の方なので、

ゆったり広い部屋だと、思っていた。

しかし…。

まさかの絶句…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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