ワタシたちの激安民泊は、
まさかのシェアハウスだった。
家主が自分の住む家の一部屋を貸し、
キッチン、トイレ、風呂、リビングが共有スペース。
アパートメントなので、日本でいうマンション。
しかも、トイレ、風呂ともに、鍵なし。
これには、参った。
家主は、30代ぐらいの男性。
夫婦で、一部屋を与えられた感じで、
なんとも居心地が悪い。
キッチンは、なんの説明もなく、家主が使うため、使いづらい。
冷蔵庫も、ほぼ家主のものが入っているため、これまた使いづらい。
どのドアも、閉めてしまえば、廊下に明かりが漏れないため、
中に人がいるかどうかわからない。
なので、トイレも、風呂も、入っていてもわからないのだ。
家主も、自室にいるかどうかも、わからない。
ひとり旅で、ユースホステルを泊まり歩いたワタシは、
こういう状況でも、ま、いっか〜と、思える。
でも、最低限、トイレと風呂には、鍵が欲しい。
オットは、かなり精神的に落ち着かない状況ではあったと思うが、
とりあえず、この状況を楽しもうとしていた。
なんとか、家主とコミュニケーションをはかろうと、
精一杯、話しかけていたが、いつもあっさりと会話は終わっていた。
1週間過ごしたが、
居心地の悪さは、最後まで払拭できなかった。
こういう民泊は、初めてだったが、
改めて、安いには、理由があることを、肝に命じて、
次回からの教訓にしようと思ったのだった。
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