二つのリスト

久しぶりに映画を観に行きたくなり、

吉永小百合と天海祐希主演の、『最高の人生の見つけ方』を、

日曜日にオットと観に行った。

この映画を観に行ったのには、ちょっとした訳があるが、

それはさておき、

内容は、私たち世代には、なかなか考えさせられるものだった。

帰ってきて、

二人で一致した意見は、

「死ぬまでにしたいことリストを作ろう!」だった。

それに加え、

ワタシは、ふと思った。

「死んだらしてほしいリスト」も作らなければ。

 

ある事情でアップルウォッチ を手放せないのだが、

最近、ヘルスケアというアプリで、異常を知らせる通知があった。

それは1回だけなので、なんとも言えないが、

ひょっとしたら、

朝、目覚めてこないかもしれない不安がよぎる。

そうなれば、

ワタシという存在が、存在しなくなった時、

存在していた時のモノが、突然、誰にとっても必要の無いモノになるだろうし、

ネット関係の解約もあるし、

連絡をしてほしいところもある。

それは、ワタシにしか、今のところ、わからない。

なので、そのリストは、マストで作らなければならない。

そうか。

これが、遺書というやつか。

そういうことを考えるお年頃にもなっているというわけだ。

オットが言う。

そう言っている人ほど、大丈夫だと。

 

しかし、こんなことをさらりと書いている時点で、

まだ、どこかで、

大丈夫だと思いたい自分がいる。

 

なんとも、

自分自身にとってもやりにくい歳になったものだ。

 

二つのリスト作り。

どのノートに作ろうかと、

そこから悩む。

時間がかかりそう。

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