令和2年、ちょっとすごいスタートです!

年が明けた。

その時、ワタシたち夫婦は、伊勢市駅にいた。

京都駅を出てから、約3時間。

近鉄の普通電車に揺られ揺られて、到着。

青春18切符の旅が好きな夫婦にお似合いの電車旅。

そう、ちゃんと着くんですよね。

そこから、下宮まで歩き、鳥居をくぐる。

人は、多くはないが、あちこちの焚き火に人だかり。

寒いので、あたっていこうと、そばによると、

何人かが、何やら、長い棒に網が付いている道具を使い、

焚き火で餅を焼いていた。

なに何、このアイテム?

初めて見て、気になる気になる。

少し歩くと、年越し餅をいただけるところがあり、

オットと一つずつもらった。

なるほど、それを焼いているのか、と思いきや、

家から持ってきたであろう餅も焼いているグループもいた。

いただいたお餅を載せた紙に、

伊勢神宮の焚き火で焼いた餅を食べると、無病息災で過ごせるという言い伝えが

あるということが書いてあった。

いいね〜

と思いつつ、そういうアイテムを持っていないので、

いただいた餅は、リュックにしまい、家で食べることにして、先へ進んだ。

すると、今度は、御神酒をいただけるところがあり、

ありがたく頂く。

なんだか、神聖な気分になる。

そして、少し並ぶぐらいで、すぐに下宮の正宮にお詣りができた。

正宮右側に、真っ直ぐにのびた大きな木があり、

手を当ててみる。

暖かい。

しっかりパワーをいただき、

振る舞われていたお茶もいただき、次は、内宮へ。

下宮を出たところに、バス乗り場があり、

内宮へのシャトルバスが、夜通しひっきりなしに出ているようだった。

往復880円の切符を買い、乗り込む。

夜中なのに、眠くない。

気分が高揚していた。

すぐに内宮に着いた。

こちらは、下宮よりも人が多かった。

宇治橋を渡ると、

こちらもあちこちで、

焚き火があった。

どんどん冷えてくるので、

ありがたい火である。

進んでいくと、

早くも内宮の正宮前は、すごい人だった。

拝殿の右端や左端で参拝するのであれば、

スムーズに拝殿前に行けるのだが、

やはり、内宮の正宮は、正面でお詣りしたい。

正宮前の石段に上る前なら、

写真を撮ってもいいようだったので、

せっかくなので、来た記念にと、撮ってみると、

不思議な光が映った。

ありがたいね〜、と思いつつ、

じっと、列が進むのをまった。

オットは、待てない。

しばらくして、右のスムーズゾーンに行き、

さっさと、参拝を済ませていた。

やっとこさ、正面で参拝でき、

最後のお辞儀で、

深々としようと思ったら、

お賽銭の手前の壁というか、塀に、

思いっきりデコを強打。

ゴン、という音が、響いた。

よく娘たちに言われる、距離感が掴めていない、というのを、

思いっきり露呈。

正宮の真正面で、デコにタンコブを作るという、

世にも奇妙な体験をし、

デコをさすりながら、出てきたワタシを、

「そんな人、珍しいで」と、笑うオット。

なんだかな〜、と複雑に思いつつも、

身が引き締まる思いで、

正宮を後にした。

帰る道で、

美味しい甘酒をいただき、

またまたお茶もいただいき、

ありがたいありがたいという気持ちでいっぱいだった。

そして、

シャトルバスで伊勢市駅に戻り、

夜中の3時半過ぎの電車に乗り、

停車駅ごとに扉が開くので、

寒い寒いと言いつつ、

早朝6時半には京都に帰ってきた。

せっかくなので、初日の出が見たくなり、

人の流れが上に向かっていたので、

京都駅ビルのテッペンの方に、

エスカレーターで上がっていった。

それはそれは、たくさんの人がいた。

考えることは、一緒なんだなぁ。

でも、ガラス越しになる駅ビルから東の方向の山は、

見えにくい。

たくさんの人がいるので、

これまた、身長の低いワタシは、全くもって見えない。

けれど、少しでも見たい、とムキになってもみたが、

なんだか、イメージとは違う。

あきらめて、帰りかけると、

数人しかいない少し下の階で、

はっきりと見えた。

一番高い場所だけが一番いい景色が見られるとは限らない。

 

これまた、なんとも。

 

見える景色は、どんな場所であろうと、

その人が感じる1番がある。

それを、周りに流されず、

見つければいい。

 

なんだか、人生のようで…

 

 

帰宅して、

お風呂に入ろうとしたら、

お風呂場の電球が、

ぱちっと切れた。

何か、連れて帰ってきたやろう、とムスメに恐れられる。

 

 

その後、3日の夕方、

スイカの種、カボチャの種、ひまわりの種など、

マイブームの種たちを、

バリバリ、リスのように食べていたら、

差し歯がとれた。

これは…

一大事💦

 

あと、1週間で、

四女の結婚式…

 

歯医者さんは、

いつから?

間に合う?

 

 

令和2年。

いつになく、すごいスタートである。

 

 

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