脱・病院依存宣言

調子が悪かったので、

ある病院に行ってみた。

 

症状を聞いて、

「それで、あなたの病名は、なんだと思いますか」

と、聞かれる。

そう、心の病を疑われるのである。

診察は、口頭の聞き取りのみで、

安定剤を出された。

 

ふむ。

その医師から見ると、

ワタシは、精神不安定に見えたようである。

そう、自分のことを、言葉で伝えるのが、すごーく苦手だったのを思い出す。

なので、昔から、よく誤解されたものだ。

挙動不審なのは、いつものことだし。

こと、ムスメたちやオットのこととか、自分以外の人のことを、

伝えるのは、まったくもって苦手ではなく、

むしろ、すごーく饒舌に話せる。

 

して、その安定剤、

睡眠障害をも改善するためか、

眠気を引き起こすこともあるようで、

運転もできないようである。

だけど、

なんの説明もなく…

睡眠障害とほど遠く、

何時間でも寝られるワタシなんだけど。

 

これって、いいのか。

と、思いつつ、

なんだろう、この違和感。

 

飲酒をしている、ということを知ると、

どれぐらい飲むの、と嫌そうに聞く医師。

女何十5歳、更年期で、酒に逃げてるのね、という上からの目で、見られて。

座った全身を見て、

どこが悪いの、という感じで、

CTとか、したいんやったらするけど。と言われる始末。

あ〜、無理。

「そう言われるということは、CTは必要ないということなんですよね。なら、結構です」

と、言うと、

鼻を、フンと鳴らして、

しゃーなしで、処方箋を出す医師。

 

 

診察室を出ると、

なんか、なんとも言えない、

気持ちの悪い、後味の悪い空気が、ワタシの体を覆っていた。

その上、口頭聞き取りのみ診察で、すごくお高い診察料だった。

帰ってから、領収書を見ると、

保険使用不可となって、自己負担100%になっていた。

病院に電話をして聞いてみたら、

間違っているので、また来てほしいと言われる。

後味悪いのが、倍以上になってしまった。

 

もう、ここへは二度と来ない。

けど、すぐ、忘れそうだけど。

 

 

いつも行っている病院に行けばよかった。

いつもぼんやり過ごしているワタシには、

ぴったりの優しいお医者さんの病院。

しかし、いつもより、体調がおかしかったので、

オットもムスメも心配してくれて、

ちょっと大きな病院に行っといで、と言われ、

大きな病院は、紹介状がいるので、

以前、ちょくちょく行っていたところに行ったら、これ。

 

でも、いい勉強をした。

自分のカラダは、自分が一番よく知っている。

自然治癒力を、信じようではないか。

病院に頼らない生活を、送ろうと、

ここらで、キッパリ宣言をしましょう。

 

病院嫌いに拍車をかけてしまった一件で、

自分の健康管理を、

自己責任において、

徹底すべし、と当たり前のことを、誓う。

 

さてと、

今日は、いいお天気。

散歩でもしましょう。

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