音痴ウクレレと葛藤

ウクレレ といえば、昭和世代のワタシには、ハワイアンミュージックというイメージだったり、

なんか、髙木ブーさんや、昔よく聞いた『あ〜、やんなっちゃった〜♪」って歌っていた牧伸二さんの歌のイメージが強すぎて、

ちょっと笑える楽器な感じ。

それに、楽器演奏とは、全くもって無縁の生活。音楽は聴くものだった。最近まで。

それが、どうだろう。

少し前に、このブログでも書いたのが始まりで、

今や、かなりのマイブームである。

 

知識ゼロからのスタート。

練習している手作りウクレレは、

ギター挫折歴のあるワタシが、

ウクレレを作りたい子どもたちのために見本で作ったもの。

全くもって、部品の名前も、弦の名前?順番?さえも知らない。

この弦は、どこにつなげる?とか、

この部品は、なんじゃい、と、作るときは、本当に大変だった💦

そんな苦労のたまもの。

が、少しやり始めると、

ほ〜、これが、フレット〜、これが、一弦二弦…。

脳みそカチカチ、記憶力低下の脳みそが、刺激される。

覚えようという気が、むくむくと湧いてくるのだ。

もっぱら、教えてくれる先生は、YouTuberさんたち。

本だとわかりにくいことが、一瞬でわかる。

動画の力だ。

少しずつ、コードも覚えていく。

ワタシが見ていた動画は、4つのコードを覚えよう、から始まるので、

4つというのは、なんとか、カチカチ脳みその記憶容量限界の数なので、覚えられる。

 

1日目は、そのコードを覚えた。

2日目、4つのコードで弾ける「おどるポンポコリン」を弾いて踊る。

3日目、「ひまわりの約束」を練習してみる。めちゃくちゃ。

 

だんだんと、音を出そうと、グッと指先に力を入れると、

弦が指を裂くんではないかと思うぐらい、痛くなる。

練習すればするほど、痛い。

でも、これも、修行だ。

指先に豆ができたら、痛くなくなる。という、自分的根性論を持ち出し、

顔を歪めつつ練習してみた。

結果、豆ができ、だんだん、痛みに慣れ始める。

ウクレレって、こんなものなんだろう、と思いつつ、練習。

形は覚えた。が、ここで、問題が出てきた。

指先が痛い。非常に、痛い。

特に、Fというコードは、ナットといわれるところの、すぐ横の弦を押さえなければならない。

これが、何度やっても、ポコポコ。

これは、弦?に問題があるんではなかろうか、と弦のせいにし始める。

いくら指先の力が弱いとはいえ、おかしい。

試しに、コードを押さえるのではなく、いろんな指で、全力で押さえてみた。

結果、押さえきれないことに気づく。ポコポコポコポコ…

ふむ。これは、やはり弦?が問題?

YouTubeで、紹介されているウクレレは、なんか、違う。

ちょっと研究タイム。

よ〜く見てみると、ナットと言われる部分が、

ワタシの手作りウクレレは、なんだか異様に高いような気がする。

ということは、そのナットの横の弦を押さえるのは、容易ではないことに気づく。

でも、まぁ、いずれ、本物のウクレレを買った時には、

最高に弾きにくいであろう手作りウクレレで練習していたので、

シャラシャラ、かっこよく、簡単に弾けるかも、と思いつつ、

毎日、ジャラジャラポコポコ、弾くたびにチューニングがすぐに狂う音痴なウクレレを奏でていた。

 

 

 

が、その一方で、やっぱり気になる。

YouTubeで、いろんなウクレレを調べ始めていた。

 

ホンモノウクレレ、いいよな〜

手作りウクレレから、ホンモノウクレレに替えるのは、早いよな〜

でも、ホンモノウクレレ、いいよな〜

でも、まだ超初心者やし、音痴ウクレレがぴったりよな〜

でも、ホンモノウクレレ、いいよな〜

と、葛藤に入る。

はい、出ました。

ワタシの、ハマると、とことん、いっちゃうやつ。

 

楽器も、安価なものから、ベラボーなものまであるのは、

知っていたが、

ウクレレの知識は、全くのゼロなので、

メーカーや使われている材を言われても、

ちんぷんかんぷん。

が、調べていくと、だんだんちょっとわかってくるものである。

当たり前の如く、ベラボーなものは、買えないので、

安価でも、評価のいいものがいい。

そこに、経験者さんたちが、おすすめしているウクレレが浮上。

今のワタシには、これでしょう。

 

 

 

そして、手作りウクレレで、練習開始してから一週間、

ポチってしまった😄

 

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