ハチミツとクローバー

久々に、映画を観た。

Amazon のPrime Videoをわが愛機iMacで。

観たのは、『ハチミツとクローバー』。

14年も前の映画だった。

レンタルビデオ屋さんで借りて観た記憶がある。

羽海野チカ原作の漫画の実写映画。

美大が舞台なので、

絵を描いたり、彫刻を作ったりの場面がよく出てくる。

ストーリーより、

この取り組んでいる姿が、好きなので、

画家や美大生や、クリエーターなどを取り上げている映画は、時に、好んで観る。

この映画は、好きな女優さんの一人、蒼井優ちゃんと、嵐の桜井翔くんが出ている。

原作の漫画も、全て読んだ。

時々、観たくなる作品なのだが、

Prime Videoでは、出てこなかったので、

ずっと諦めていたが、最近出てきた。

ので、早速、観た、というわけ。

蒼井優ちゃんの絵画指導は、MAYAMAXXさん。

とにかく、パワフルで、

魂をゆさぶる絵を描かれる方だ。

個展や、取り上げられている本を見ては、

刺激を受けていた憧れの画家さん。

少し、縁があって、何度かご一緒させていただいたことがあった時には、

それはそれは、毎回ドキドキ。

何をしゃべっていいやら。

自分の発する声は、気体になって消えていく。

うなずくのが精一杯。

自分に正直で、まっすぐで、力強い。

横にいると、自分の足元を見て、

自分はどうだ、と問うことが多かった。

ブルブル震えながら、自分はどちらに進めばいいのだ、と真っ暗な夜道に、

ただずむ猫のようだった。

とにかく、刺激を大きく受けた画家さんである。

 

改めて、映画ではあるが、

魂をゆさぶられる絵を思い出した。

主人公のはぐちゃんのように、

描きたくなる。

無性に。

 

 

棚から、

スケッチブックを。

ひっぱり出してきて広げた。

 

 

 

 

絵は、

描いてきた。

これからも、

描くだろう。

さて、その絵たち、どうする。

その先だな。

問題は。

そして、また、スケッチブックを閉じて、

棚にしまうのか。

そんなことを、

繰り返して終わるのか。

問うてみよ。

魂に。

 

この時、

この瞬間、

なぜ、こんなことを思っているのか。

わけは、

自分の中にあり。

…である。

 

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