思い出でいいのか

悩みました。

10日間アートチャレンジに投稿する一枚。

もうすぐ、STAY HOME も徐々に解除されていっているので、

指名していくルールがあるのは、

ちょっと置いておいた方がいいかな。と思い、

指名はせず、

自分のために、チャレンジしようと思ったのだが、

この一枚。

どれにしようか、それはそれは、悩んでしまった。

 

そして、選んだ一枚。

これは、絵本講座に参加している時に、

イラストレーション講座を担当されている講師の先生に、

こちらが驚くほど、ほめていただいた作品。

気軽に落書きのように描いたものだったが、

他の人が見てもらっているのに、

便乗して、

おまけのように、見てもらった時だった。

ほめてもらったことが、

こんなにも嬉しいことと、

こんなにも前向きにしてくれることを、

久々に体験し、舞い上がった。

ワタシにとっては、大きな出来事だった。

その絵をもとに、4枚の絵を描いて、

ボローニャ のコンクールに挑んだ。

結果は、ダメだったが、

これを機に、

ワタシの中の何かが変わった事は、確かだった。

しかし、だ。

日々のさまざまなことに、追われるうちに、

その時その時、重要なことが入れ替わり、

やがて、また、自分の作品制作に向かう気持ちが薄れていき、

その存在を忘れていく。

そして、思い出になる。

 

今回、

また、その存在を思い出した。

記憶が蘇る。

ワタシがするべきこと。

したいこと。

 

そんなに、先が長くなってきた人生。

あーだの、こーだの、

情報に、人に、と振り回されている日々だが、

とにかく、

思い出で終わらせないために、

ワタシには、見える化したリストが必要な気がしてきた。

 

 

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