それぞれの買い物スタイル

なんといっても、無印良品の商品には、

惹かれるものがある。

シンプルで、モノが良くて、飽きがこない。

ワタシの中の、間違いない、っていうブランドの一つである。

少し、いいお値段だったりするので、

100均の同じような商品で、

代用する場合もあるけれど、

結局、同じようにあって、同じでなく、飽きがきて、

何のためらいもなく、捨ててしまう。

 

狭くなった、わが秘密基地の工房を、

少しでも快適にするべく、

1日に何度も見渡して、

改良できないかと考えていた。

 

町家から引っ越した工房の荷物は、

かなり間引きされ、一部屋に押し込まれた形で、

2年を過ごした。

部屋の両方の壁面は、いつまでたっても、モノでごちゃごちゃした部屋だった。

それが、8月の部屋の大移動により、

ワタシのでっかいiMacとでっかい机が、片方の壁面を占領してしまったがため、

もう片方の壁面と廊下に、大量の荷物が、ぎゅうぎゅうに積み上がるということになった。

かなりの圧迫感。

部屋に入るたびに、

なんとかしなければ、という気持ちになる。

 

そこに、6月末に注文していた折りたたみ自転車が、やっと25日に届いたので引き取りにいってきた。

この自転車の置き場も考えつつ、

これ以上、1階のスペースにモノが置けない、ということに。

こりゃいかん、と、一気に片付けることにした。

結果、大きなゴミ袋が3袋に、大量の段ボールを片付けると、

まぁまぁ、すっきり。

棚として、使っていたラックも、

半分、処分。

廊下に出していた荷物は、全て整理されて、何もなくなった。

それにしても、

片付ける度に出る大量の段ボール。

どうも、段ボールをせっせとため込む癖があるようで。

定期的に整理しないと。

 

いろいろ片付けて、すっきりしたのだが、

子どもたちの作りかけの作品たちを置いているところが、

ごちゃごちゃ、細かいものが多く、すっきりしない。

それを、無印良品のファイルボックスを購入して、まとめることにした。

 

ちょうど、オットが、服を買いに行くというので、

仕事帰りに合流して、久しぶりに二人でショッピング。

オットが、服を買うのは、何カ月、いや1年ぶりぐらいだろうか。

それぐらい、珍しい。

急に、服が買いたい、という気持ちがメラメラと湧き上がってくるようである。

それに、同行するワタシ。

オットは、一枚の服を手にとり、

試着したり、他を見たり、じっくり考えていた。

その間に、スタッフに、これ6個ほしいんですけど、と、

ファイルボックスをお願いをして、

さっさと、レジを済ませることにした。

が、あと先考えずに購入したがため、

「マイバックをお持ちですか?」と聞かれ、

「持ってるけど、入らないかな〜」と言って、マイバックを出すと、

スタッフの人が入れてくれようとしたのだが、

二つしか入らない。

スタッフが、出したり入れたりと、入れ方を変えても、それ以上無理だった。

「どうしましょうか」と、苦笑いのスタッフ。

「あ、もう一つ、マイバック持ってます」と、もう一つのマイバックの存在を思い出した。

それにも、二つしか入らず、またもや、スタッフ苦笑い。

「紙袋にお入れしてもよろしいでしょうか」

と、結局、なぜか、マイバックは、一つ返却され、

紙袋二つとマイバックというスタイルになった。

いつものことながら、

買い物開始早々、大荷物になる。

自転車であることも、考えていない。

シャツを手に悩んでいるオットに、これまた、苦笑いされる。

オットは、シャツ1枚を購入するかどうか、悩んでいた。

しかも、色でも悩む。

「気に入ったんやったら、3色ぐらい選んで買ったら」というワタシに、

これまた、オット苦笑い。

買い物のスタイルというか、

お金の使い方一つとっても、

全く違う二人なのである。

悩んでいるオットを置いて、ぶらぶらと売り場めぐり。

ふと、紳士服のセールを見つける。

オットを呼ぶと、途端に、目が輝く。

「無印で、こんなに安くなってる服があるって、すごいな」と、

あれこれ、見ては、「いいわ〜」と、カゴにどんどん入れていく。

シャツ1枚で悩んでいたオットは、なんやったんや。

カゴいっぱいにして、レジへ。

「ええ買い物できたわ〜」と、大満足のオット。

よかったよかった。

 

帰宅後、さっそく、ファイルボックスに、作品たちを収納。

いい感じではないかい。

 

すっきり片付いたところで、

充電スペースが気になり始めた。

これまた、無印良品、お買い上げか〜?

一度スイッチが入ると、

とことんすっきりするまで、おさまらない…

この性分、なぁ。

一生やな。

 

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