外へ出ろ、と言われつつ、
外へ出るなと、同時に言われる。
そんな大混乱の日本。
不安しかない日々の中で、
何より勢いがあるのは、
デジタルの世界だ。
SNSは、どんどん活気が出てきてる。
すごいな〜、と思いつつも、
ちらっと見ては、すぐにお腹いっぱいになる。
脳みそがついていかない。
ボソボソと、誰に見られるわけでもないけど、
つぶやいているブログが、
ちょうど身の丈に合っている。
今や小学生たちの興味は、
デジタルに移行してきている。
タブレットで絵を描く子も増えた。
「オーバーレイ使えるん?」
「レイヤー、分けとかなあかんかった〜」
「背景素材、ダウンロードしていい?」
とかとか、これ、小学生の会話。
子どもたちと関わる以上、
子どもたちの興味関心が、どこにあるのか、
なぜ、そこまではまるのか、
ワタシの生態上、知らずにはいられない。
そんなんより、もっと面白いことあるやろ。
そんなんより、やることあるやろ。
そんな気持ち悪いん、見んとき。
と、知らないくせに、頭ごなしに、否定は、したくない。
子どもの教育上、よろしくないことが、
世の中で流行ることは、昔からあるあるである。
よろしくないことを、世に流すな、と、特に子育て世代は、
思うのだが、これが、止まらない。止められない。
ならば、だ。
それを、とりあえずは、興味がないにしろ、
ちゃんと大人が把握し、理解しておくべきなんだろうな、とワタシは思う。
そして、子どもたちに、どう伝えるかが、重要になってくるわけで。
と、なんか堅苦しいけれど、
子どもたちに、デジタル機器を与える以上、
責任を持って、自分が使えるようになっていなければならないと思う。
そうなるとだ。
学校の先生は、大変だ。
知らない、わからない、では、済まされないよな。
今年、緊急事態宣言中、海外のどこだったか、一人一台のタブレット端末で、
先生と画面越しでつながり、自宅での学習が進められている実践が紹介されていた。
そんなことが日本でもできれば、小学校の休校が続いても、
学習がストップすることもなかった、と言われていた。
学校が始まって、そういうふうにすぐになるのかなぁ、と思っていたけれど、
実現するには、なかなかな時間がかかるような。
まだまだ、アナログが主流な日本の教育なのだが、
一旦家に帰ると、タブレットを持って、情報収集を楽しむ小学生たちがいるのは、現実。
デジタル化していく世の中で、
教育は、どう変化していくのだろう。
今年、流行りに流行った任天堂swichの『あつまれどうぶつの森』。
今年の休校中、小学生たちは、実際には友だちと会えないけれど、
このソフト上で、一緒に遊べたのが楽しかったと言う。
家にいながら、友だちと遊べるて、それは、よかったやん、と言いつつ、
どんなものかもわからない。
どの子も、口々に、楽しいと言う。
子どもの頃に流行ったテレビゲームに、家族で一人だけ、全く興味を持たず、
コントローラーなるもの、手にしたこともなかったワタシが、
これは、やってみたい、と思った初めてのゲームだった。
爆発的に売れていたため、
本体は、転売屋しか売っておらず、
手にいれることができなかった。
ならば、と、任天堂公式ページで、抽選で申し込むが、
毎回、落選。
そうなると、意地になる。
そんなに、人気なの?と、子どもたちに聞くと、
そらそうでしょ、と返ってくる。
様々な実体験もしながら、デジタルな世界も、
親子で楽しんでいる子も、やっと、抽選で手に入れて、
すごく楽しい!と言う。
こりゃ、ますます、知りたい、やってみたい、の気持ちが募る。
やっと、市場に少しだけ出回るようになって、
手に入れることができた。
どう繋げるのかも、
時間がかかったが、流行りにのっかって、
初のゲーム機に気分が高揚しつつ、
『あつ森』をやってみた。
一言。
こりゃ、子どもたち、ハマるっしょ。
鬼滅の刃も観る。
こりゃ、大人もハマるわ。
鬼滅の刃の次に流行ってきている漫画の情報も仕入れる。
こりゃ、次、くるね。
なぜ、これらは、子どもたちにウケるのか、
実際を見ながら、
それしか知らない子どもたちに、
何をどう伝えていけばいいのか。
私たち、先を生きている者たちの、役目がある。
そんなこんなを思いつつ、
ニマニマと笑いつつ、
ハマるっしょの沼に、ズブズブはまっていく、
ばあばが、ひとり。
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