冗談のように始まった話が、
少し現実味を帯びてきて、
そこで、本気で動くと、
ガラリと現実が変わる。
そんな経験を、
オットは仕事でしてきているので、
動く時の面白さをわかっている。
子育てや土地に根ざした仕事をやってきたことで、
一箇所にとどまり、根をはり、じっくり自分自身を育ててきた。
育ててきてもらったと言う方が、正しい。
今年で結婚して33年。
オット共に歩んできた道は、
安心安全な、
ワタシは、ずっと温泉につかっているようなものだった。
オットのおかげで、
好き勝手に生きられた。
利益重視ではない仕事も、
長く続けられた。
この先もずっと、そんな日々が続くだろう、なんて思っていたけれど。
内心、それでいいの? というのも、あった。
連日、話をし、
少しずつ、冗談話が現実になってきている。
動く時なのかもしれない。
本当に。
冗談のけて。
オットの温泉から出る準備を始めようと思う。
コメント