水曜日の夜、ふと見た上映中の映画の予告に、
「行きたい!」と言っていると、
「一緒に行こうか」と言うオット。
一緒に行けるかな〜と、上映時間を見て、いつまで上映しているのかチェックすると、
翌日、木曜日が最終日。
これは、一緒には行けない。
「ワタシ一人で行ってくる!」
と、洗濯掃除は、出勤前のオットにまかせて、朝食を済ませると、自転車を走らせた。
こういう時は、
引きこもり生活解除。
全力で、動く。
久々の映画に、心落ち着く。
前に、長女と一緒に観た幼児教育の映画も、この同じミニシアターだった。
この狭さがいい。
観客は、10人もいなかった。
『わたしはダフネ』
母親を亡くした父と娘が、悲しみを二人で乗り越える映画。
それだけ聞くと、ふ〜んとなるけど、
娘が、ダウン症だという。
彼女の演技が、実によかった。
沁みた。
一瞬で、彼女の笑顔のとりこ。
落ち込む父に、
一つのチームよ。と言う彼女。
人生はしんどいの。だから人間なの。
そうそう。
映画のチラシに書いてあった。
大事なのは、自分を好きになること。人を信じること。
まさしく、
ワタシのテーマだ。
嫌いだった自分。信じなかった人。
映画を観て、
固まった心の一部分が、溶けていく。
映画、やっぱりいいな。
隣の隣に座ってた人は、
初めから終わりまで、寝ていた。
しかも、いびきをかいて。
気になる気になる。
いい映画なのに。
最終日なのに。
右耳だけ、耳栓が欲しかった。
さて、今日は、朝から、孫守り。
がんばりましょ。
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