用事があって、
淡路島に、
よりにもよって、
台風が来ているときに行った。
朝早くから出発し、
強風が吹く中、順調に高速を走り、
明石海峡大橋までたどり着いた。
そこからだった。
恐怖の始まり。
洲本から徳島に渡る鳴門大橋は、早くに通行止めだったのだが、
まだ、こっちは通行止めにはなっていなかった。
それは、淡路島に辿り着きたかったので、よかったのだが、
強風は、暴風になっており、
橋が揺れていた。
橋に乗ったところで、
やばい、やばい連発。
手の震えではなく、ハンドルが自ら震える。
グッと力を入れても、ずっと震え続ける。
ちっこい車体もゆらゆら。
怖すぎた。
3車線の真ん中を、
のろのろでもなく、適度なスピードで走るのだが、
長い。
とにかく、この橋、とてつもなく、長い。
晴天の時には、爽快で、気持ちよくあっさり渡れるのに、
こんなにも、走れど走れど辿り着かない長さを感じるとは。
風が怖いものだと、初めて知った。
やっとの思いで渡り終えると、
ここでおりなさい。の赤い字の表示。
通行止めだ。
通行止め寸前だった。ということになる。
もう少し、出発時間が遅ければ、京都に引き返さなければならないところだった。
こういう時は、大きい車なら、大丈夫なのかな〜、と思ったけれど、
現地の人に聞くと、
大きい車は、風の当たる範囲が広くなるので、
よけいに揺れるらしい。
とにかく、風は怖い。
ダントツの恐怖体験だった。
あくる日には、
台風は去り、晴天。
昨日が嘘のようだった。
からりとした天気で、
オットと海辺を、持参した自転車で散歩。
やっぱり、海はいい。
空も広い。
リフレッシュして、
帰ってきたら、
あとは、
8月末に向けて、
ラストスパート。
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