ありがとう

ワクチン接種1回目、

無事終了。

腕の痛みが、すこ〜しあるだけで、

他は、今のところ、なんともない。

よかった。

 

昨日は、わが工房の水曜日クラスの前半クラスが、最終日だった。

前回にやりたいと言っていた工作の準備に、

結構、時間がかかった。

デュアル拡大鏡のケースに、のぞき穴を開けておかないといけなかった。

数年前に作ったお兄さん方は、

経験豊富だったので、自力で開けていたけれど、

やりたいと言った子たちは、

あまりやったことのない作業だったので、

こちらで開けておくことにした。

プラスチックにに1センチぐらいの穴を開ける。

電動ドリルでは、バキバキになりそうなので、

地道に、手作業で開ける。

これが、意外と力がいる。

ワクチン接種打ち立てに影響があるかな、と思いつつも、

力作業が続く。

 

アルミ缶も、在庫があると思ったら、

前回使い果たしていたので、なかった。

こうなったら、リサイクル工作というより、

空き缶は、重要な材料と化す。

急きょ、ジュースを買い、

ムスメに、空き缶作りを手伝ってもらう。

そう、手伝いとは、ジュースを飲むだけ。

いいお手伝いでしょ。

こういうの、今までも、結構あった。

 

工作の本には、

リサイクル材料をよく使ってある。

でも、そんなにぴったりの材料があることも稀で。

なんとなく合うかな、という材料を見つくろって、

作っていく子どもたちだが、

中には、絶対この本に載っている材料がいる!と、

ゆずらないというか、ゆずれない子もいる。

そんな時には、

ピッタリ材料探しの旅である。

中身が入っているものを、探しまくり、

買って、食べて、空き箱作る。

とか、

中身は、どう見ても使わないものでも、

材料のため、買って、中身捨てて、ということも、

よくあった。

思い出すなぁ。

一つの、小さな工作でも、

子どもがとりかかるまでに、

ワタシがかけた時間とお金は、

我ながらすごかった、と、

家族には言えないけど、

ここで、こっそり、言っておこう。

 

ムスメに手伝ってもらってできた

アルミ缶の底を、

ギリギリで切るという作業も、

下準備でしておく。

カッターナイフを入れると、

胴の部分は、すぐに切れるので、

子どもたちにやってもらうのだが、

このギリギリの部分が、

固い。

カッターナイフが、進まない。

しかも、危ない。

腕の筋肉、使う使う。

 

そんなこんなで、

工作の下準備をして、

子どもたちを迎える。

準備した材料たちで、

天体望遠鏡作り。

途中、測ったサイズが違ったりとかで、

ハプニングもあったけど、

なんとか、できあがると、嬉しそうに、

いろんなものを、見ていた。

本によると、月のクレーターも見れるらしいが、

見れたらいいな。

中学生は、静電気をおこすと、髪の毛が逆立つロボットを、

夢中で作っていた。

小学生が触ろうとすると、本気で、嫌がっていた。

そうだよね。

一生懸命作った、微調整が必要なものは、

触られたくない。

できあがった作品は、大事そうにカバンに入れていた。

 

お迎えに来られた保護者の方と話をし、

挨拶をして、

お別れした。

横で、少し前の工房での写真を見て、

照れる子どもたち。

 

今まで、来てくれて、

ありがとう。

 

こども工房での日々が、

ほんの少しでも、

何かのチカラになってくれたら、

いいな。

 

子どもたちが帰ったあと、

散らかった机を見て、

なんともいえない気持ちが込み上げた。

 

 

 

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