オットが動き出した。
大学で、学びたいことがあるそうだ。
連日、知り合いの大学の先生に、
いろいろ相談しているようだ。
実際に聞くのが、一番わかりやすい。
でも、オットの学びたいことが学べる大学で、
社会人枠があるところは、
大阪にあることがわかった。
仕事が終わってから、通うのは大変そうだが、
がんばってみたいらしい。
ムスメが言う。
大阪の大学好きやな。
ほんまやな。
京都にいっぱい大学あるのに、
わざわざ、大阪て。
卒業大学も、大阪。
縁があるんやろな。
ワタシともそこで出会ったし。
オットの動きを見て、
ワタシも刺激を受ける。
工房に来ていた人たちは、
家でも描いたり、作ったりしていってくれるかな。
10年以上も来てくれていた人たちが多いので、
どの表現が自分にしっくり、ぴったりくるのかを、
なんとなく感じとってくれていると思う。
選ぶ力もついている、はず。
あの時間と、場所がないと、できない、と言われるかもしれない。
そうかもしれない。
そうだよな。
実際、わたしもそうだった。
時間と場所。
あるけど、ない。
ないけど、ある。
でも、本当に表現したい人は、
ナイナイづくしの中でも、何かしら続けていく。
そして、見つけていく。
オットは、なかなか、形にしていかないワタシを見て、
ほんまに、作品作りたいんか。
とよく言っていた。
でも、振り返ると、
数は少ないけど、形にはしてきていた。
やっぱり、したいこと。
作りたい。描きたい。
これから、何ができるのか、
自分でも、わからない。
がんばる、がんばらねば、と言いつつ、
力みすぎると、
何もできない。
いったん、
肩の力を抜こう。
いただいたハーバリウム。
植物標本だな。
見てると、美味しそうに見えるんやけど。
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