捨てられない

片付けを開始した部屋で、

結局、捨てられないモノたちを、

右から左へ移動するだけで終わっている。

 

先日の夕刊でもあったけど、

物に宿る記憶が、

例えば、フェルトのかけらや、プラ板の切れ端とか、

一つひとつに宿った記憶が、手に取るたびに、脳裏に蘇る。

誰が、あの工作のあの部品に使っていたとか、

ていねいに切っていた作品の仕上がりとか。

徹底的に捨てられると思ったのに。

全くもって、一つも捨てられずにいる。

 

「まぁ、捨てんでもええやん。捨てようと思ったら、いつでも捨てられる」

と言ってくれていたオットも、

あきれるぐらい、捨てられず、片付けられずにいる。

 

今日もひっくり返った部屋の中で、

パソコンをポチポチ。

ほこりのせいか、

秋の花粉のせいか、

朝からくしゃみ連発。

早く、この状況から、抜け出さないと。

 

 

まじ、やばい。

 

 

 

フェルトのかけら。

他の人から見たら、

こんなん、いる?

となるだろうけど、

捨てられない…

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました