心地よし

見事に、散らかっている。

机のいたるところに、

モノが置かれ、

ご飯を食べる時には、

モノを片付けなければならない。

それが、なんか、面倒なので、

キャンプの机と椅子を出した。

ますます、部屋は狭くなる。

 

外から見れば、

汚い。

しかし、本人は、心地よし。

直置きしたキャンバスに、

絵の具をベタベタぬりたくり、

ティッシュも散乱。

 

てなぐあいで、

人が来たら、これはやばいやつである。

まぁ、しばらくは誰も来ないし、

いっかぁ。

 

あれだけ、

虫の鳴き声や、

生き物の息づかいが聞こえることに、

ビクビクしていたけど、

やっと慣れた。

けど、

リアルに会ってしまったら、

やはり一目散に逃げるか、

腰抜かす。

目が合うと、

気絶の勢いだ。

 

写真で見るのはいいんだけど、

ご本人登場は、ご勘弁願いたい。

それだけ、

虫やニョロニョロ系や、鳥も苦手なのに、

田舎暮らしをしている不思議。

 

夕方、散歩に出た。

しばらく歩くと、

牛のにほひ〜

姿は見えないなぁ〜、と背伸びしたら、

モ〜、と返事。

いるよって。

そばにいる番犬が、

なんだ、このヘンなおばさん、て感じで、

じっと睨みをきかせていた。

あ〜、犬触りたい！

 

犬に睨まれながら、

通り過ぎ、

しばらくテクテク。

田んぼの向こうに、海が見える。

絶景かな。

あちらは、姫路方面。

気持ちいい。

彼岸花は、全て枯れていたけど、

コスモスが、元気に咲いていた。

 

朝散歩ならあるけど、

夕方散歩、いつぶりだろう。

ていうか、してたっけ。

 

うっそうと茂った草がモリモリあるところは、

ゾワゾワするし、

車がないと苦労する場所なので、

通る車は多いけれど、

カラスが帰る山に住む。

 

なんか、いい。

 

今日は、日曜日。

でかけよう。