裏運気の日

大きな青い蛇の夢を見た。

人々の上で、とぐろを巻いて、

今にも襲う勢いで、

ベロベロ舌を出して。

あまりに怖いので、

かあちゃんの名を呼ぶ自分の声で、

目が覚めた。

 

はぁ〜

怖かった。

 

 

最近始まった朝の番組の占いが、

結構、気に入っているので、

テレビをつけた。

今日は、裏運気の日。

自分の裏の才能や個性が出る日。だそうで、

結果を出そうとするよりも、

目の前の仕事にていねいに取り組んでおくといいらしい。

そういや、

テレビや雑誌の占いとか、昔から好きだったなぁ。

高校の時なんて、ラッキーカラーに合わせて、

ヘアゴムやリボンの色変えたり、

ちょっとしたことが、楽しくて、

毎日、モチベーションを高めていた。

朝から占い、何年ぶりだろう。

手放した興味が、蘇る。

 

今まで、興味が湧かなかった食にも、

少しだけ、興味を持ってみる。

そういや、興味がなかったわけではない。

カラダにいい、とか、

無添加、とかには、

子育て中に、興味を持って、

明石に住んでいた頃は、

無農薬野菜の宅配を頼んでいたし、

京都に住み始めた頃には、

エルコープというこだわりの安心食材を宅配する団体が、

本格的に動き始める準備会に入っていた。

なので、

食には、興味はあった。

けど、忙しさと、金銭面のことを考え、

これも、手放していた興味だった。

 

いろいろネットで調べている中で、

すごく美味しそうなお弁当が出てきたので、

これは、ぜひ食べてみたい!と、

予約しておいた。

こんなこと、ワタシ史上初である。

お弁当一つのために、

車を1時間走らせた。

 

いざ、実食。

これが、どれもなんとも優しい味で、

身体中の細胞が、

喜んでいた。

ただ、苦手な鶏肉があったので、

オットがいれば、

食べてもらうのだが、

捨てるのももったいないので、

がんばって食べてみた。

これは、やはり、作った人に悪いけど、

息を止めて、飲み込んだ。

ワタシにはやはり、薬になってしまう。

しかし、

野菜が、野菜が、まじ美味しかった。

食べたことのない、

白ピーマンの青レモンお浸しの酸っぱさも、

実によかった。

一食で食べ尽くすにはもったいないので、

夕飯に半分残し、

焼酎とともに、食べた。

大好きな栗は、最後。

溶けた。

ほんと、美味しかった〜

贅沢だ。

贅沢すぎる。

いちじくのマフィンも買っておいた。

これまた、優しい味。

娘たちも食べたがるだろうな〜

 

お弁当とマフィンは、

洲本の『farm studio テーブルと燕』というカフェのもの。

近くには商店街があったり、

イオンもある。

今いる場所より、うんと町だ。

洲本かぁ。

少しずつ、移住の場所を考えていたので、

洲本もいいけど、京都との距離が、少し遠くなるなぁ、

と思っていたので、

淡路市一択かな、と。

すると、

夜、突然のオットと次女とオンライン飲み会で、

オットが、結構、洲本推しで、

洲本ええで、と、話始めた。

この体験施設に来た3日目に、

オットは一人で洲本まで自転車で行っていた。

娘の闘病の時から、オットのこの目利き鼻利きには、

一目置いている。

 

オットが言うまで、除外していた所だったので、

意外だったが、

考えてみると、ワタシがいいな、と思った情報は、

洲本が多かったような気がする。

ふむ。

オットのイメージも見え、

これは、ご縁があれば、洲本だな、と思い始めた。

 

 

 

今日もいい天気。

雲ひとつない青空。

 

体験施設の周りの草たちは、

施設の利用許可書に、

自分で除草しないといけないことが、

書いてあったので、

必死で草抜きしていたが、

何かにやられて、手が腫れてしまったので、

1回やったきり、放置していた。

昨日、業者の方が、機械で、ザザザザ〜っと、

素早く刈り取ってくれた。

機械、すげー。

夜中に、大きな声で鳴く虫たちがいなくなり、

これまた、ぐっすり寝れた。

よきよき。

 

さて、目の前の仕事をていねいに取り組もう。

 

フェリシモの通信講座で、

木のカラトリーを作る講座を、

何年か前やっていたけど、

途中で辞めて、材料だけが残っていたので、

この機会にやれたらいいな、と思って持ってきた。

作り始めると、

おもしろくなった。

売ってるやつみたいになったので、

気を良くして、

また、作りたくなっている。

これも目の前の仕事としようか。

 

 

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