机の上に、ポンと置いていた、
作りかけの人形。
本体は出来上がっていたので、
あとは、着せる洋服を作れば完成だった。
ここで、仕上げようと思っていたので、
ミシンも持参した。
昨日は、さて、と腰をあげて、気になったのが、これだった。
そろそろ、仕上げて、
京都に帰った時に、孫にあげないと、
年が明けてしまう。
よし、やろう!
と、決めて、ミシンを出し、
2、3日前に、作りたいデザインの服の布の裁断はしていたので、
あとは、縫っていくのみ。
洋服なんて、自分のも作ったことがないのに、
初洋服作りが、人形の服とは、
子どものようで、おかしかった。
洋服作りの知識は、全くない。
なので、本を見ながら、と言いたいところだが、
このウォルドルウフ人形作りのために、
冊子のような服作りの本も買っておいたのだが、
その服の作り方が、
なんともざっくりすぎて、
初心者には、わからなすぎた。
最初でつまずく。
①身頃の方をハギ合わせる。
意味不明で、いちいち調べるのも面倒なので、
得意の、こうかなぁ〜のイメージとカンで、作り進める。
ギャザーの作り方は、高校の家庭科で習ったけど、
こんなんやったかなぁ、と適当にやっていると、
きれいじゃないギャザーができていた。
まぁ、柄があるので、あんまり目立たない。
何度も、縫ったところをほどきつつ、
最後の方は、目もしょぼしょぼになったけど、
なんとか、出来上がった。
朝10時頃から始めて、夜の7時までかかった。
縫い目は、あちこち汚いが、
まぁ、いいだろう。
あとは、背中のスナップボタンをつけるのみ。
それは、京都の工房に山盛りあるので、
帰った時につけるとして。
でぇ〜けぇ〜たぁ〜
孫は、喜んでくれるだろうか。
最近、大阪に住む母から、
よく電話がある。
昨日も、昼間に長い電話があった。
心配性の母は、
いつまでたっても、
心配してくれる。
ありがたいのだが、
でも、その心配の言葉が、
いつも超絶怖い。
殺されるで。
誘拐されて、えらいことされるで。
多いんやから。
何回も、言い続ける。
海外に行った時も、
毎回、これ。
ほんま、やめてくれ。
怖すぎるから。
京都新聞を読んでいる時は、
悲惨な事故や事件記事が、京都だけではなく、
あちこちの地方のことまで、細かく結構載っていて、
見るたび、ため息が出て、
目を覆いたくなったものである。
なので、
24時間テレビがついている家にいる母は、
きっと、怖い情報のシャワーを、
毎日浴びているので、
出てくる言葉もそうなるのも、
わからないでもない。
こっちで、神戸新聞を読むようになって、
心なしか、取り上げられる事故、事件記事が少ないような気がして、
その代わり、各地の取り組みとかが多く感じ、
読むのが楽しみになっている。
兵庫は、広いからかな。
かあちゃん、
大丈夫だぁ〜
怖がってばっかりいたら、
なんも、でけんで〜
さて、今日もいい天気。
青空が広がっている。
作業開始です。
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