どこでも宇宙旅行

昨日は、家にこもっていた。

スタートは、木だったのが、

よかったのか悪かったのか、

ずっと、木を削り続けて、

気がついたら、昼ごはんも食べず、

夕方だった。

 

そんなに、この作業、好きだったっけ。

 

ふと思う。

父が、ひたすら、時計修理をしていたことを。

 

仕事であれ、職人の父は、

部品を洗ったり、

乾かすためにドライヤー使ったり、

夜中でもおかまいなしの物音がすごかった。

なのか、眠れず、

ワタシも、勉強したり、絵を描いたり。

コーヒーを入れて、二人で飲んでいたこともある。

高級な時計を修理する父は、

自慢げに、よく、部品を見せてくれていた。

 

そんな父の血だろうか。

コツコツ、決まったことをするのは、

苦ではない。

次女に、前に、創造性がない、と言われたことがある。

それは、ある意味、当たっている。

目に見えるもの、

聞こえるものの、刺激が、ワタシにとっては、強い。

刺激が強い方に、引っ張られ、

そこで、好奇心が発動して、

やりたいことを見つける。

結局、どれも、やりたくないことではなく、

やりたいこと。

工房で子どもたちや保護者の方と楽しんだことも、

オットから頼まれた仕事も。

やらなければならないことに追われる、とよく言っていたが、

やりたいことが、その場その場で増え続けただけだ。

そこには、創造性は少しでよく、あとは好奇心だけで突き進む。

並外れた好奇心のおかげで、

今、ワタシはここにいるのかもしれない。

そして、ひたすら、

なんか知らんけど、

木を削っている。

 

改めて振り返ると、

自分に笑けてくる。

 

やりたいことが多すぎる。

それが、ワタシの欠点でもある。

子どもたちが、

あれしたい、これしたい、と、

自由に工作を楽しんでいたのと、

同じだよな。

 

そのスタンスは、

場所に問わず、というのは、わかっている。

ムスメに、

「どこに行っても、ちーねぇは、一緒やで。変わらへんで。場所関係ない人やし」

と、言われていた。

確かにそうである。

ここでも、朝からパソコンに向かい、

絵を描き、ものを作り、

その場その場で、

おもろいを見つける。

 

それが、海外でも、一緒だった。

感想聞かれても、

「町全体のデザインが素晴らしくって」などと、

差し障りのない、当たり前感想しか言わない。

でも、どこ行っても、いつも思っていること。

いい感じ〜。のみ。以上。

次々に、気になることが増え、

覚えちゃいない。

どこにいても、同じように、

ワタシの好奇心は発動しまくって、

忙しい。

 

地球は一つ。

宇宙旅行しているような。

 

 

 

なので、ここ淡路島。

いい感じ〜。

で、今日は、朝から出動です!

 

窓の外の鳥

 

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