クリアになっていく

夜中、寒くて何度か起きるけど、

まだ、耐えられる。

けど、朝はなかなか寝床から出られない。

気合いが必要になる。

よし! と立ち上がって、

歩こうとすると、

床の冷たさに、ヒッとなる。

 

昨日は、久々に張り子作業をした。

やはり、夢中になる。

 

大学で、恩師に出会い、

自分で描く油絵の楽しさや、

教育現場での図画工作の大切さや面白さを知った。

数々の教育現場を経験し、

また、工房でたくさんの子どもたちと楽しみ、

今のワタシは、もちろん今までやってきた積み重ねでできている。

 

ふと、ここまで、作品作りばっかりやっていることって、

大学時代の

長女が生まれる前までだったなぁ、と思う。

学生結婚し、

長女を妊娠して、

卒業制作は、ギリギリ仕上げての出産だった。

その絵は、今でも、家に飾ってあるけど、

生まれてくるのが先か、仕上がるのが先かの、

瀬戸際で、必死だった。

けど、ほんと楽しかった。

大きなキャンバスに、

大きなお腹をしたワタシが、必死で絵を描いていた。

それも、暑さ寒さに耐えながら。

思い出すだけで、笑える。

それからは、絵筆は置いて、

大切な大事な人のために、

必死になった。

それが、楽しくて、幸せで。

結婚34年目にして、一変。

夫婦それぞれで、

それぞれの生活を楽しんでいる。

周りからしたら、

ヘンな夫婦なようで。

 

今、

修行僧になった気分で、

山にいて、

コツコツと、

怪しげに、

何か作っている。

 

頭もカラダも、

どんどんクリアになっていく。

そんな毎日。

 

最後の力をふりしぼって、

たぶん、やぶ蚊と思われるのだが、

そやつがワタシの顔面や腕を、刺しまくって、

あちこち、おっぱいのように膨らみ、

ボコボコになってしまった。

かゆみに弱く、掻きむしる癖があるので、

ボコボコが、大きくならないように、

あちこちアンパンマンのムヒパッチを貼って、

張り子作業です。

誰にも見せられない顔になっておる…

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