キッチンカーならぬこども工房カー

美容師泣かせの髪は、

50代半ばを過ぎても変わらずで、

安くて流行っているというところに行くと、

必ず、?、という、髪型になったり、色になったりしていた。

なので、

ここ数年気に入ったところに、

ずっと通い続けていたので、

淡路に来ても、髪の毛を切るために、

京都に帰るつもりをしていた。

 

しかし、橋を往復するだけで、2000円弱かかるし、

高速を使うと、高速代がかかる。

髪の毛だけのために、

橋を渡るというのは、

カット代、いくらやねん、というレベルになってしまうので、

諦めて、

淡路で探すことにした。

 

すると、夫婦でされている、おしゃれな美容室を見つけた。

そこで、昨日、カットとカラーをお願いした。

ボブに、というオーダーに、

どんどん、髪の量を取って、

短めに。

お?

穏やかな優しい雰囲気の方だけど、

男前な勢いのあるハサミさばき。

ワタシの好きなタイプの美容師さんだった。

時間をかけて、ていねいに整えてもらった。

出来上がりは、大満足だった。

 

カラーの時に、

ここに来る以前、大阪に住んでおられたという話で、

まさかの、私たち夫婦が、

結婚当初住んでいたマンションの近くに、

住んでおられたという偶然。

駒川商店街の話になったりで、

なんとも懐かしい光景が、蘇る。

長居公園や針中野周辺の話ができるなんて、

結婚以来、初めてのことで、

嬉しかった〜。

 

美容室は、

いろんな情報が得られるので、

昔から、大好きな場所である。

淡路のあんなこと、こんなこと、

いろいろ聞けたので、

とっても楽しい時間だった。

 

新しい髪型になって、

なんだか、

淡路に住む決心というか、

そういうものが、

ふつふつと湧いてきていた。

そんなことで、

と言われるかもしれないが、

そんなものだ。

 

その髪型で、

挑んだ子どもたちとのアートの時間は、

初めましての16人という、

アートを楽しんでもらうには、

多すぎる人数と、2歳から2年生という年齢差。

やったことは、楽しんでもらえたと思う。

ただ、創作をすると、多くの子どもたちは、

気分が高揚して、

はしゃぎまくるし、

大声で話したくなる。

科学的には全くわからないが、

とにかく、全身の神経細胞が刺激されたように、

興奮する。

ということで、

出来上がった子は、走り回り、

部屋は、広いんだけど、

大騒ぎ状態で、

カオスになる。

予想してたけど、

そこにいた大人たちは、

すごいね〜、と苦笑いだった。

 

自由に制作、ではないけど、

少しでも、自分の手で生み出す楽しさを、

もっと多くの子たちに感じてほしい。

ワタシがこのアートの時間をやってもいいかな、

と思ったのは、

ただ、それだけである。

子どもたちの笑顔のために、

ワタシができることは、

やっぱり、それだけなので。

ここだけじゃなくて、

あちこちで、こういうことができたら、

キッチンカーじゃないけど、

画材を積み込んで、

移動こども工房が、できるかな。

それ、いいかも。

コロナ禍で、左右の親指しか動かさない子たちに、

大きくなって、楽しくいろんな選択ができるよう、

刺激を与えたい。

そんなことを、

久しぶりに子どもたちの笑顔に触れ、

考える朝です。

 

 

さて、今日は金曜日。

昨日は、久々に、大きな声で説明したりして、

喉の衰え、体力が落ちているのをを感じたので、

少し運動をしつつ、

制作といきましょう。

 

 

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