本当の原点があった

気持ちのいい朝です。

 

昨日は、高校時代の友だちが、

娘と、わんこを連れてやってきた。

 

久しぶりに話をして、

一気にあの頃に戻る。

一枚の封筒を渡されて、

中を見てみると、

黄ばんだスケッチブックの切れ端。

見てみると、見覚えのある幼い字。

ワタシが作った挿絵入りのお話で、

その友だちにあげたものだった。

あげたことすら、忘れていたのに、

友だちは、今の今まで、大事に

大事に持っていてくれたのだ。

「これ、お孫さんに読んであげて」って、

持ってきてくれたのだ。

黄ばんだ紙が、経った年月を感じる。

あれから40年…

 

その頃、

必死で、もがきながら、

現実逃避していた。

学校が、大好きで、

そして、そこで出会った友だちは、

かけがえのない存在で。

その中でも、来てくれた友だちは、

ほんまに、大好きで、

一緒にいると、

本当の自分でいられた。

だから、ワタシは、誰にも見せなかったオリジナル童話を、

一生懸命清書して、

あげたんだと思う。

お金も持っていないワタシがあげられる、

唯一のものだった。

考えてみると、初めて、自分を表現した作品で、

ワタシが初めて自らの意思で、生み出した作品。

原点の原点。

これぞ、本当の原点。

大事に持っていてくれたなんて、

なんて、ありがたい。

嬉しすぎる。

 

私の学生時代を振り返ると、

最高に楽しかったのは、高校時代。

授業中に、

教科書に落書きしまくったり、

いっぱいおどけて、

いっぱい笑って、

楽しかった〜。

そんな思い出が、蘇る。

ワタシは、いい出会いをした。

友だちの存在で、生かされた。

そんなことを、

一気に思い出す。

 

娘ちゃんも、うちの四女と変わらない年頃で、

ずっと前から知っているような、

一緒にいると落ち着くような、

そんな感じの子だった。

 

わんこは、かわいすぎて、

もう、ワタシも飼いたい!って、

思わず言っちゃいそうなくらいで。

あ〜、

かわいかったぁ。

で、今のワタシは、

もふもふ触ると、

作りたい!って、思うのです。

モードが、そうなっているのに、

改めて気づく。

鼻の形、目の位置、とか、

まじまじ見るね〜

 

ほんと、楽しい時間だった。

 

持ってきてくれた芋焼酎を、

わんこの代わりに、

抱いて寝ようかと思うぐらい、

嬉しかった。

 

原点の作品は、

なんとか形にして、

孫に見せたい。

 

今度は、

一緒にお酒、飲みたいなぁ。

 

夜は、洲本の、今度住むあたりの街づくりというか、

移住者を増やすための会議が行われていて、

そこにzoomで参加した。

移住体験のためのシェアハウスを作ったり、

マップ作りもされていた。

途中、鱧汁もふるまわれていて、

ほのぼのとした会で、

これまた、楽しい時間だった。

 

そんな昨日の余韻が残った部屋で、

なんだか、わくわくするのは、

昨日のおかげかも。

さて、そろそろ、今日を始めよう。

 

 

 

かわいい〜〜〜〜〜

しゅごくしゅごく、

かわいくて、

手に残ったもふもふ感が、

ワタシの作品を、

変えるかもしれない。

ありがとうね。

ゆのんちゃん!

コメント

  1. K より:

    楽しい以外の言葉が見つからないくらい、貴女との時間はあっという間に過ぎていきました。

    きっと同じ感性を持っているであろうと直感的に感じたうちのお嬢にも、どうしても会って欲しかったんです。
    お嬢もいい刺激を受けたみたいで、本当感謝です!
    (共感する言葉ももらえたそうです)

    あの頃、自分は荒れて荒れて(苦笑)
    人を傷つけることでしか、自分を守る術を持たないような人間で。
    でも貴女は、そんな自分にも、周りの友人たちにも間違いなく“癒し”の存在でした。

    そして、あの作品。
    恐らく、貴女が初めて『作品』として他人の手に渡したもの。
    あの作品に触れる事が出来た自分は、間違いなく貴女のファン1号で。
    だからこそ。
    貴女のお嬢ちゃんたちとの遣り取りのブログを読んで、あれは自分が持っていてはいけないと、ちゃんと必要とする人のところへ還すべきだと思ったんです。
    母として、祖母として、確かに責任はあるのだろうけど。
    ち~ねぇではなく、【秩加】としての思いが、お嬢ちゃんたちに真っすぐ届いてくれたらいいなぁと。

    さてさて。
    次は、ちゃんと仕事を依頼しますよ(笑)
    ゆのんさんを。

    • 秩加 秩加 より:

      こんだけ生きていると、
      肩書きやら、役割やら、
      どんどん背中に背負ってきたけど、
      大事なんは、ひとりとしての人間であって。

      黄ばんだ作品を見ながら、
      ち〜ねぇではなくて、
      作品を作るのは、『秩加』なんだって、
      改めて気付いて。

      ありがとう。
      得意のストレート、ど直球で、
      娘たちに届くものを、形にしていこうと思います。

      ワタシのこれからの道が、
      お嬢にも、何かの力になったら、嬉しいなと。
      がんばります!

      またすぐに、ゆのんに会いたいよぉ〜
      楽しみにしていますね。

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