導かれし今日

行こう行こうと思っていた『ミロコマチコ展』に行ってきた。

最終日。

車で行くか、バスで行くかと、悩みに悩んで、

車で行くことにした。

 

今回、行こう、と思ったのは、前日。

悩んで、煮詰まるときは、

深呼吸。

新しい風を体に入れる。

行きたかったけど、

行けなかったと、後悔もしたくないので、

動くことにした。

 

朝、スマホが鳴る。

見てみると、

元工房っ子が、今日でもいいので会いたい、とメールをくれた。

しばらく、連絡がつかなかった子なので、

今日は、神戸に行くと言うと、

行きます！　と、

一緒に、ミロコマチコ展に行くことに。

久しぶりに会った彼女は、

元気な姿だったが、

いろいろと苦しんでいた。

 

ミロコマチコさんの作品を観ながら、

「工房を思い出す」と言っていた。

確かに、魂で描く絵は、

工房で目指した表現に似ていた。

そう、ワタシがやりたかった表現が、

そこにあった。

 

彼女と、ご飯を食べながら、

いっぱい話をした。

 

きっと、

今日、

ここで、会ったのは、

きっと意味のあることで、

一緒にミロコさんの絵を観たことも、

何かを示しているのかもしれない。

タイミングであり、

チャンスなのかもしれない。

そう、彼女の背中を、押した。

 

往復4時間。

運転は、結構疲れる。

帰ったら、もうあたりは暗かった。

 

なぜ、ワタシは、今日、神戸に行こうと思ったのだろう。

導かれし、今日。

 

夜、

母やオットから、電話があった。

これからの家族の課題が、

どんどん出てくる時期に突入していることを感じ、

まだ、全くがんばれていない自分を情けなく思いつつも、

がんばろっと、

自分で自分を励ます。

 

今日は、今日も、かな、

重い話をきいたからだろうか、

寝にくい夜だった。

汗がひたすら流れる。

いつもだが、

人から悩みを打ち明けられたりすると、

とりあえず、全て自分に取り込んでしまう。

引き受けるというか、

なんというか。

言葉にできないけれど、

一旦、その人になってしまう。

それを、持ち帰るので、

その日は、なんか、自分の中に違う人がいる感覚が残る。

で、一晩寝て、

朝日で、

浄化？する、みたいな。

 

さて、

何を言っているやら、

わけのわからないことになってきたので、

新しく、今日を始まるとしよう。

 

会えてよかった。