原始人の進化

油粘土に、おはながみ、画用紙、水性ペン…

次々に、カゴに投入。

こども工房で、ずっと購入し続けた教材の通販サイトで、

久しぶりに買い物。

癖は抜け切らない。

使うであろうと想定する材料や道具類は、

ポンポン投入。

レジに進むで、カゴの中を見て、

あらら、と気づく。

いかんいかん。

こんなにいらんやん。

 

子どもたちと造形をすると、

大人が想像するより、はるか上にいくこともあれば、

斜め上、斜め右…

いわゆる、イレギュラーの連続で、

想定外だらけ。

それが、おもしろくて、楽しくて、

ついつい、「いいこと思いついた!」を、

どんどん形にさせてあげたくて、

材料は、常に、豊富に用意してきた。

で、用意しすぎて、

一旦、教室を閉めるとなって、

狭い部屋に、あふれかえった材料たちを廃棄したり、

片付けたりが、大変な作業となったのは、去年のこと。

 

そして、今。

そのまま、工房として使っていた部屋を、

スライドして移動してきたような部屋が、

ここにある。

粘土を焼くためのオーブンレンジや

プラ板専用のトースター、

おゆまるをやわらかくするための湯沸かしポットは、

今や、料理兼用になったこと以外は、

ほぼ変わらない。

どんどん、増えつつある材料。

結局、自分が制作しても、使いたかった材料たちは、

子どもたちの制作で使用するものも多く、

どこに行っても、変わらずということに、

改めて気づく。

次女が来た時も、

なんも変わらんやん。そのまま工房やん。と、言っていた。

なら、ここでも、

工房ができそうである。

 

ずっと、ワタシのやってきたことは、

どの子どもたちの家でもできることだと思ってきた。

なぜなら、4人の娘たちの子育ての延長線上にあったから。

家族以外、あまり話をするという機会がなく、

数少ない、話ができた人は、

みな一同に、そんなこと、家ではできない、と言っていた。

そう言われて、不思議だったというか、

想像力がなさすぎて、理解できなかったけど、

工房を終了して、なんとなく気づき始めた。

工房でしてきたことは、

ほとんどの子どもたちが、

家じゃ、できないことだった。

やっと、ワタシの当たり前が、

みんなの当たり前ではなかったということを、理解した。

洞窟に、ずっと住んでいた人が、

外の世界に触れることで、気づく。

そんな感じ。

原始人やな。

そういや、よー言われた。

オットに、原始人みたいって。

まぁ、それは、社会を知らんという意味も含んでいたが。

 

そうか〜。

淡路島にお越しの際は、作品、作ってく?

なんていうのも、ありかも。

原始人の進化が、見られるかもしれない。

 

ワタシにできることは、

自分以外が知っている。

偏屈で、へそ曲がりで、

自己中アラカンは、手に負えないけど、

これだぁ〜、となったら

全力で突き進む。

まだまだ、いける、かな。

 

そんなことを、

つらつら考えつつ、

通販サイトで、お届け先を変更し、

厳選した材料購入、終了。

 

 

さて、今週は、お仕事ウイーク。

がんばりまっしょ。

 

早咲きチューリップ

花は、やっぱり、いいね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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