次女と話をしていると、
ワタシが運営にあたるもののロゴには、必ず犬がいる。
こども工房の時には、白い犬。
ばぁちゃんちにいた、めちゃくちゃかしこかったシロ。
ちっこいワタシは、シロのどれだけかしこいかという話を聞くのが、
大好きだった。
今となっちゃ、どんな話だったか全く忘れたけど。
昔話の、はなさかじいさんに出てくる犬とかぶっていた。
今回のロゴには、柴犬。
そう、我が家の愛犬だったポナだ。
ワタシのいつもそばに描いている。
亡霊になって、守護犬でいてくれるイメージ。
目に見えないけど、描く。
看板を作ることしか、頭になかったが、
「犬、作ったら?」と言う次女の言葉に、はっとした。
そうや。看板犬やん。
看板より、まず犬でしょ。
火がついた。
こうなると、実物大だ。
実物はもういないので、頭の中にある、ポナのかたちを手に伝える。
まず、新聞で、大まかな形を決めていく。
新聞は読むのも好きだが、こういう時のため、購読中。
ばんばん、新聞を丸め固め、ガムテープでとめる。
2時間で、大体の形ができた。
あの時の、あのかわいいポナが現れてくれた。
ポナ〜。
抱きつく。
急に、生体が一つしかなかった部屋に、
もう一つ増えた感じ。
同居犬ができた。
まだ、完成じゃないけど。
早く形にしてしまいたくて、
粘土も貼り付けて、
微調整は、明日に、と思って、
濡れたタオルで、くるんだ。
けど、やっぱり気になって、
夜10時半ごろから、
粘土を柔らかく練って、
形を少し整えた。
AIの『アルデバラン』を聴きながら。
歌詞が、すごくいい。
家族たち、孫たちを思う。
ワタシと関わってくれた子どもたち含め、
たくさんの人たちを思う。
♪君と君の大切な人が幸せであるそのために
祈りながら create a dog〜
替え歌を歌いながら、
粘土を練っていた。
ざっと、作業時間5時間半。
夜中0時で、一旦今日の作業は終了。
まだまだ、これから、長い作業が待っている。
この作り方は、
かなり時間がかかる。
もっと、短縮して、どんどん作品を作ればいいのだろうけど、
子供が触って遊んでも壊れない作品にしたいので、
試行錯誤した作り方だ。
ゆずれない工程がある。
朝起きると、
待ってくれている、犬。
なんて、嬉しい。
早く、完成させたくて、うずうず。
さて、今日は、春の陽気かな。
いい天気です。
次女に、作ったパンフレットのデザインチェックをしたもらったら、
印刷にまわす。
楽しい開店準備は、続きます。
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