長い老後

家で仕事をしていると、

時間の管理が、非常に難しい。

特に予定を立てるのが苦手なワタシにとっては、

毎日、忙しく、毎日、落ち着かない。

あれもこれも、やらなきゃ、がいっぱいで。

そんなこんなで、

意識しないと、家から出ない日が、

何日も続く。

お世話になっている方の店に顔を出しとかないと、

心配される、と思っても、

ついつい、あれこれあれこれ、脳内が忙しく、

寒いのも手伝って、引きこもり状態。

京都にいる時と変わらんやん、て、次女に言われるやつ。

 

ワタシは、どこにいても一緒だな。

それは、ムスメに言われる通り。

でも、ここにいる意味がある。

今からやろうとしていることは、

きっと、スタートは、ここがいい。

なぜなら、国うみの島、だから。

と、それっぽいことを言いながら、

そんなことは、横に置いといて、

なんとなく、だ。

ここで、弾みをつけて、全国展開を考える。

アラカンばあばの悪だくみのようで、

一人、ワクワクしている。

 

人生100年時代といえど、

これから先の肉体の衰えは、

超絶気になるところ。

 

子育てを終えてからが、

長くなる。

結婚しない人も増えてるし、

そういう人は、

バリバリ働く時代を引退してからが、

長いのだ。

病気をしても、

治る医療もどんどん進んでいる。

テレビで、ローターブレーダーで、詰まった血管を手早く削る技術を持った医師が取り上げられていた。

10年前、長女が、神の手を持つと言われた医師がいた九州で受けた治療だ。

あまりにも、早かったから、治療という言葉をつかったけれど、

手術だと、その番組で言っていた。

10年前では、心臓に持病がある長女の状態に対応できる病院が、数カ所しかなかったので、

一番行きやすかった九州を選んだ。

そこで、長女は、助けてもらった。

あれから、ますます、確実に医療はすすんでいる。

きっと、そのローターブレーダーができる医師も増えていることだろう.

なので、

今までは、寿命や、と思って見つけられなかった病気も、

見つけられ、治療できるものが増えてきている。

 

長い老後時代。

細胞は衰え、

どんどん動けなくなるのを想定して、

何ができるかを考える。

オットはよく言っていた。

長生きしなくていい。と。

でも、長生きしなくてはならない時代だとして、

どう生きるか。

 

30年以上前から、

家事、子育ては、夫婦で一緒にやるのは当たり前だと、

オットは、料理、洗濯、掃除、おむつ替え、お弁当作りなど、

母乳以外は、全てやってきた。

ごくごく当たり前に。

そして、その間、ずっとワタシには、

自分がやりたいことは何か、と、問い続けた。

子育ても大事だけれど、

やがて、必ず、子どもたちは巣立つ。

その後、ぽっかり穴が空いた人生を生きるのではなく、

自分の人生をどう生きたいか、を常に考え、

スタートさせておけば、

スムーズに子育て卒業を迎えられ、

自分がしたいことで、生きていける。と。

そう、言い続けていた。

オットのしつこい問いかけが、なければ、

ワタシは、きっと、何も考えない人種であるので、

ぽっかり空いた穴の人生を生きていたと思う。

 

オットのおかげ、と言えば、

オットは調子にのるが、

おかげではある。

 

熟年夫婦の別居は、

まだ、離婚だと間違われる。

でも、こういう夫婦の生き方は、間違いではない。

今を、これからをどう生きるか。

お互い必死だ。

もがいて、苦しんで、悩んで。

もう若くはないけど、

それを楽しむ、へんてこ夫婦だ。

 

 

そんなことを思う朝です。

 

手直ししながら、やっているけれど、

なんか、口周りがでかくなったなぁ。

修正しようかな。

 

試作からの、ホンちゃん。

 

 

 

 

 

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