先ほど聞いた言葉も、
すぐに忘れるお年頃になったけれど、
楽しかった思い出は、忘れない。
親戚のおじさんの中でも、
本当の両親のように、
かわいがってくれてたおじさん夫婦がいる。
おじさんも、おばさんも、いつも優しくて、
冗談もおもしろくて、
でも、あかんことしたら、怒ってくれて。
小さい頃には、本当によく泊まらせてもらった。
夏休みなんかには、従兄弟たちと楽しむ毎日で、
宿題の自由研究は、おじさんにもおばさんにも、
大変お世話になって、毎回素晴らしい作品を提出することができた。
それに、ワタシの犬好きを満たしてくれた家でもある。
大きな秋田犬2匹が、家の中を走り回っていた。
かわいくてかわいくて、大きな犬小屋で、
犬と一緒に寝たくて、寝転ぶと、
犬に、めちゃくちゃ迷惑そうにされたことも、いい思い出。
思い出は尽きない。
大きくなってから、
ほとんど会わなくなったけれど、よく思い出すのは、
あの夏休みの日々。
何年か前に、一度、会った時には、
変わらない笑顔がそこにあった。
昨夜、従兄弟から、
おじさんの病気の連絡が入った。
うわっと、思い出が頭の中で、駆け巡る。
夕食の味がしなかった。
人生、ここまで生きてきたら、
こういう辛い思いをすることのスパンが、
短くなってきた。
その度に、
少し立ち上がれなくなる。
けど、いつか自分もそっちの方になった時、
自分のことで立ち上がれない人を見たくはない。
だから、
一生懸命生きる。
その言葉の本当の意味が、
やっと、わかってきたような
気がする。
さて、今日も、がんばろっと。
昨日は、猫の墨絵がたくさん展示されている美術館に行った。
猫猫猫、、、、猫づくし。
ワタシも、一時、猫だけ作り続けようかと、思っていたが、
観ていたら、こりゃ、足元にも及ばないや、と思った。
よくもまぁ、猫を作ってます、と、どの口が言ったんや、
というレベルのワタシは、そそくさと、退散。
隣にある陶芸館にも立ち寄った。
体験教室のことを聞いていると、
陶芸教室もされていて、あれこれ聞いてみると、
これは、やってみたい。
また、ワクワクが止まらなくなっていた。
コメント