今住んでいるところは、
洲本市の中心というところになる。
5分歩けば、生活に必要な物は揃うし、役所の手続き等も済むし、
手術もしてもらった救急病院もある便利な場所。
家を、数歩出ると、レトロこみちという通りに出る。
昭和な建物が並んでいて、工夫されたお店が、ちょこちょこっとある。
淡路島唯一の映画館もあるというのだから、なんとも面白い場所だ。
入院中、担当してくれた看護士さんが、
「ずっと淡路にいる私からしたら、京都の方がいいのに。いいな〜、京都。住みたいです」
と、好きなお店の話もしたり、京都愛をひたすら語ってくれた。
大学で、京都を目指す人も多いと聞く。
きっと、お互い、ないものねだり。
京都に、じっといたワタシたち夫婦は、
1日で淡路島の開放的な景色の虜になった。
淡路島の中でも、洲本市は、どんどん人口が減っているそうで、
盛り上げるために、がんばっていろんな取り組みを企画されている。
お世話になっている方がされている地域の会議に呼ばれて、
昨夜は、ケガの酷い顔で、参加させてもらった。
5月に、毎年恒例になっているというイベントをされるための会議だった。
しばらく、イベントといえば、お客さんで参加する立場だったが、
主催する人たちの輪に入るのは久しぶりで、
あぁ、こういう人たちのおかげで、地域は盛り上がるんだった、
ということを思い出す。
家族や知人だけじゃなく、地域のことを思い、
その他大勢の人たちを思い、考える人たち。
なんて優しい人たちなんだ、と思う。
それぞれの仕事を抱え、それぞれの事情もあるのに、
スタンプラリーの景品は、何が喜ばれるだろう、とか、
一生懸命考えて、会議されていた。
すごいなぁ。
なんか、妙に、感動していた。
きっと、そこ〜、って言われるかもしれないが。
ポスター、チラシのイラストを頼まれたので、
リハビリしながらがんばって、描こうと思う。
会議をした場所に貼ってあった古いポスター。
お世話になっている方の写真が大きく載っていた。
にしても、今と変わらない姿に驚愕。
80歳。恐るべし。
ワタシは、おばちゃんから、若い子と言われる…
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