ありがたい一言

子どもたちに、毎週やって〜、と、声をかけられ、

背中を押される形で、

急きょ、ワークショップをする日が増えた。

 

みんな、がんばっていた。

それぞれの場所で。

人の目を気にしながら、

人生の先輩の大人たちの意見にも、翻弄されながら。

違うんだよ〜

わかってよ〜

という声にならない声を、

どう表現していいのかわからず、

悩み苦しみもがく。

情報の多い時代において、

思春期突入も早くなり、

もっと、子どもでいたいのに、と早く大人になりたいが交差し、

悶々とした日々を送っている。

 

目を輝かせてやってくる子たちに、

キャンバスを渡し、

動画で流行っているという描き方を、子どもたちから教えてもらったので、

それを、サラッとみんなで見た。

そのあと、自分で選んだ色で、

思い思いに描き始めてもらうと、

不思議なほど、その子の色になった絵ができあがっていく。

色マジック。

 

学校では見せない、家でも見せない子どもたちがそこにいる。

 

絵を描きながら、

誰かが君が代を歌い出すと、

自然と、大合唱。

卒業式か。と一人が言えば、

誰かが、どんだけ日本好きやねん。と、突っ込む。

全員大爆笑。

学校では、考えられん。

キャラ崩壊。

自分の歳より、小さくなったみたい。

 

あ〜、楽しかった。

口々に、帰っていく。

 

「娘の子ども時代に、こども工房があって良かった」

一人のお母さんからのメッセージが送られてきた。

 

なんとも、なんとも、嬉しい言葉。

ありがたいの一言。

 

 

さて、淡路島のオファーに向けての準備もしていこう。

ワタシが踏み出した新たな一歩に意味があると信じて、

今日も、がんばろっと。

 

 

 

 

 

 

 

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