怒りの沸点

仕事が終わった後、大阪まで出て、大学院で、バリバリ勉強しているオットは、

毎日、とっても忙しそうである。

高みを目指して、頑張らないとあかん、と言う。

ワタシは、オットの意見に左右され、

高みを目指すために、オットの父の仕事を引き継ぐことが、ベストなのかと、

オットと話せば話すほど、流されやすいワタシは、大混乱していた最近。

 

側から見れば、そんなわけがない、とわかることだろうけど、

当の本人は、大真面目に悩んでいた。

 

できることとできないことの、線引きが、ようやくできてきたと思ったのに、

中途半端に、あれこれできるものだから、

オットも期待してしまい、

良かれと思って、助言してくれる。

 

ワタシの頭の中は、常に、動物たちが走り回り、

花たちが風に揺れ、葉っぱが歌い出す。

子どもの頃から、ミリも変わらない。

ある意味、未発達未成長。

淡路で、よりそれを強く自覚し、

以前にも増して、脳内は、とってもカラフルになった。

 

オットが言う言葉は、どれもグレーで、黒っぽい。

そんな感じ。

だから、夫婦で、全ての色が揃う。

すごいことやなぁ。

一人で感動していた。

 

「清水さんて、怒ることあるんですか」

と、ある人に、昨日聞かれた。

なぜ、そんなことを聞かれたのか、わからないけれど、

そら、あるでしょ。

 

「先生を怒らせたくて、わざと、何かをやったこと、いろいろあるけど、

全然、怒らんかった」

と、工房の中学生が言っていた。

そうやったんかぁ、思春期娘。

 

人との比べ方は、よくわからないが、

ワタシの沸点は、かなり高いのかもしれない。

というより、

ひょっとしたら、人が怒るところと、ちょっとずれたところで、

怒っているのかもしれない。

だから、よく言われるひとことがある。

「そこ?」

 

そんなこんなで、

今日も、がんばろっと。

 

 

この前の日曜日、来てくれた孫4号。

お母さんの三女は、美容院へ。

お留守番をしながら、窓の外の雨をじっと見て、

窓に虹のお絵描き。

なんともなんとも、かわいい後ろ姿。

コメント

  1. K より:

    怒りの沸点
    なるほどです。
    貴女に怒りは、似合いませんもんね。

    実は自分自身、貴女に対して怒りを覚えた事もないんです。
    逆もまた真なりです(違うか・笑)

    • 秩加 秩加 より:

      若い頃、仕事上、怒らなければならない、ということが、
      ストレスになり、体調を崩したことがあります。
      ほんと、自分でもどうしていいかわからず、困った困ったばかりで。

      怒りも、大事な感情。
      蓋をしてはいけません。
      けど、人を傷つけてはいけません。ですよね〜。

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