母子同室

約1年、ワタシの手首を固定していた金具を、

取り出す手術をした。

全身麻酔なので、2泊3日の入院。

サクッと切って出して、はい終了。

稀に、ネジが途中で折れたり、ネジ山が潰れて出せなかったりということもあるようで。

そうなるかもしれないし、ならないかもしれない、ということだったが、

無事、全て摘出。

よかったよかった。

 

今回、入院までも不思議なことが重なっていたが、

入院してからも不思議なことがあった。

最初、案内された病棟が、

何やら次女と一緒やなぁ、と思っていると、

「ここです」と、言われた先に、娘の名前があった。

「あら」というワタシの顔を見て、

「あれ? お知り合い?」と、スタッフさん。

「ムスメです」と言うと、

「えーーーーーー」とびっくりされた。

病院側の粋な計らいかと思ったら、違っていた。

同姓なので、間違わないように気をつけましょう、ということだったとか。

全くの偶然。

 

ムスメと33年ぶりの母子同室となった。

不思議な感じで、お互い笑ってしまった。

病院のスタッフの方々も、来る人来る人、

親子だったんですね〜、と、笑顔。

これは、笑うしかない展開だった。

 

コロナの関係で、病棟の入り口から、全く家族は入れないので、

先に入院していた次女の様子は、LINEのやりとりのみだった。

LINEの言葉だけでは、あまり本当の姿がわからず、

次女の入院ライフは、ベールに包まれていたが、

同室になったことで、一挙公開。

家族LINEや、父母たちにも、バンバン写真を載せて、

ムスメの元気な様子を見てもらった。

少し痩せてはいたけれど、順調に回復していたのが見られて、

みんな、ほっとしていた。

そして、偶然にも、一緒に退院できたのだ。

これまた、不思議なことで。

 

とにもかくにも、

二人とも、無事生還。

 

まだまだ、痛み止めは欠かせないが、

これで、本来の手首に戻ったし、

ムスメも帰ってきたし、

やっほ〜っと、踊り出したい気分である。

さてさて、ゆっくりスタートしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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