感謝

楽し過ぎた、の一言に尽きる。

帰ってきたら、あの楽しさは、夢だったのか、と思うくらい、

久々の感覚に囚われていた。

 

高校の友人と、

ずっと、一緒にお酒を呑みたいね〜と言いつつ、

実現しなかったけれど、

やっと、念願が叶ったのだ。

 

御所付近の一棟貸しのところに、

次女と友人のお嬢と飼っているポメラニアンとともに、

宿泊した。

夜に呑むので、

泊まるとなると、ゆっくり呑める。

最高のアイデアだった。

 

着いて早々、

愛犬の作品依頼で制作した犬を納品させていただいた。

「似てる!」「かわいい!」と、

言ってもらって、心底ほっとした。

喜んでもらえてよかった。

本当によかった。

依頼を受けて、あれこれあって一年が経ち、

やっと渡すことができた愛犬の作品だった。

ご本人の愛犬と一緒に写真も撮らせてもらって、

なんともいえない感動が、

じわじわ全身に広がっていた。

依頼をしてくれた友人に、

感謝しかなかった。

この間、オットとの話で、

一時は、制作は辞める、諦める、と言わざるを得なかったけれど、

やっぱり、ワタシは、

クリエーターであり続けたい、

と強く思うきっかけになった。

そばにずっといたこの犬の作品たちが、

見守ってくれていた。

その犬たちとの別れの日でもあった。

かわいがってもらってね。

ありがとう〜。

そう思いつつ、

胸がいっぱいになりながらの納品を済ませた。

 

さてさて、

夜は、お惣菜を買って、待望の宴会。

ムスメたちにもオットにも、

話したことがない高校時代の楽しい思い出が、

どんどん蘇る。

ワタシも忘れていたのだ。

次女が、高校生の頃の話って、聞いたことがないです、と言っていた。

確かに。

忘れていた。

特殊スペックのような記憶の持ち主の友人から、

ぽんぽん飛び出すワタシとの高校時代の日々。

一番楽しかった学校生活だった。

毎日が、本当にキラキラした思い出で、

ひたすら楽しかったしかでてこない。

あんなこと、こんなこと、

いたずらしまくったこと、、、

はしゃぎまくっていたなぁ。

 

当時ついたあだ名がアラレちゃんだったのだが、

その漫画のイメージ通りの力持ちではちゃめちゃキャラは、

ワタシそのものやん、と、妙に納得していた。

そんなアラレも大人になったけれど、

未だ、当時を知らないムスメにも、妹にも、

アラレちゃんみたい、と言われるので、

自他共に認める健在キャラなのかもしれない。

 

そんなアラレの高校時代に、

友人と話しながら、

一瞬に、戻る。

話しながら呑む酒は、それはもう、美味しくて。

持ってきてくれた37度の芋は、香りも、味も、喉ごしも最高で、

ぐいぐいロックでいきそうだった。

ワタシにとって、天使の飲み物〜

途中で、日本酒にチェンジ。

いつもなら、うとうとしてしまう時間も、

呑んでしゃべって、いい気分だった。

 

何より、ワタシを肯定してくれる言葉の数々が、

嬉しかった。

友人の持っている言葉で言えない優しさが、

固くなりかけていた部分に沁みて広がる。

そこに、アルコールも入り、フワッと、軽くなる。

楽しいしかなかった。

 

楽しいと言えば、

連れてきていたポメが、

もう最高にかわいくて、

写真を撮りまくった。

こんなに存分にモフれるのは、何年ぶりだろうか。

わが愛犬が亡くなってから、

犬に触りたい病を、何回も発症していたけれど、

満喫。

ゴロンと横になると、乗ってくる。

もうもうもう、かわいすぎた。

 

翌日、チェックアウト後、

琵琶湖までドライブ。

どこへでも、車でひょいひょいと行けちゃう友人を尊敬。

 

気持ちよかった〜

こんな休日、最高じゃん。

何度も、何度も思った。

 

休日でも、何かに追われる日々で、

思いっきり休日って、

いつぶりだろうか。

しかも、ワンと一緒〜

 

最高の時間は、あっという間だった。

 

 

 

ワタシのファン第一号、と言ってくれた友人。

 

これで、ワタシはがんばれます。

 

これで、ワタシは生きられる。

 

 

感謝。

 

 

 

 

 

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